ひであ観察日誌

ひであの観察日誌です。自転車やペンギン、同人サークル「春うらら」の告知もこちらでおこないます。

小諸市動物園

5月に2度、小諸市動物園へ行ってきました。
小諸駅の西側、小諸城址 懐古園の園内にあるこぢんまりとした動物園です。

小諸は毎年5月、自転車のヒルクライム大会と浅間山をぐるりと周遊するサイクリングイベントに合わせて2度訪れるのが慣習になってしまってます。

昨年はそのイベントがどちらも中止になってしまったのと、ちょうど1年前から動物園自体が園内リニューアルのために休園していたこともあって、訪れるのは2年ぶり。

リニューアルも4月末に晴れて営業再開しています。

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ほぼ1年休園していたので、がらっと変わったのかと思いきや正門をくぐっても懐かしい風景がそのままです。

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いったいどこをリニューアルしたのだろう? と奥へ進むと、以前ペンギンがいたプールは無人ならぬ無ペンギン。

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その先にあるライオンの檻の、更に向こうに目をやると見覚えがない施設がありました。

ペンギンエリアです!!

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「崖上のペンギン村」と名付けられた育舎は手前に小屋と張り出した屋根があって、奥にあるプールに向かって緩やかな傾斜がついていました。

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左手は芝生で、右手が岩場になっています。
8羽のフンボルトペンギンたちも思い思いの場所でわらわらしてます。

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手前は見ている人間と同じ高さなのに坂の先にあるプールの水深は思ったより深く、1.5mくらいはあったでしょうか。

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よく見ると、プールに向けて土地はむりそ逆に緩く傾斜しています。
うまくプールの深さに繋げてるんですね。

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壁に覗き窓があったり、子供でも見やすいように足場があったりとエリアのどこからでも楽しめる造りになっています。

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小屋にはペンギンたちが出入りする、かわいい通路が付いてました。

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各所にあった注意の張り紙もペンギン。
でもフンボルトじゃないな…

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ペンギンのもぐもぐタイム!
最近よく見るようになった飼育員さんが育舎内を練り歩きながら給餌するスタイルは、どこから観ていても楽しめるので他の園館でも普及して欲しいところ。

飼育員さんも移動に気遣う必要があるから大変でしょうけど。

いまいるフンボルト達は「葛西臨海水族園」から4羽、新潟の「マリンピア日本海」から4羽とのこと。

その内の1羽が元小諸のボーくんと紹介されたけど、もっといましたよね?
他園館と血統をシャッフルしたのでしょうか?

ちなみに他の1羽は元々「東武動物公園」にいた個体らしく、2度目に訪れた時に東武動物園のファンの集団が様子を見に来ていました。すごい。

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ちなみにリニューアルされたように見えたのがペンギンエリア周辺だけでちょっと驚きました。

後で確認すると動物園の再整備計画の第1期として先行で「ペンギン」と「ふれあい休憩所」を整備したのだとか。
今後、第2期で今回の周辺のエリアを、第3期でシカ谷エリア、第4期で正門に近い里山エリアをなるべく全園閉園しなくて済むように順次整備していくらしいので楽しみです。

情報

  • 訪問日 2022年5月14日/5月21日
  • 小諸市動物園 (Komoro City Zoo)
  • 住所 長野県小諸市丁311
  • 開園時間 9:30 〜 16:30/土日祝 9:00 〜
  • 休園日 なし/冬期 水曜/年末年始
  • 入園料 大人 300円
  • 公式サイト 小諸市動物園/小諸市オフィシャルサイト
  • 展示ペンギン
    • フンボルトペンギン

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「ペンギンを展示する日本全国の100以上の動物園・水族館をひたすら紹介する同人誌(長い)」を通販しています。
2022年8月時点で1園 *1 を除いた、北は「わっかりうむノシャップ寒流水族館」から南は「DMMかりゆし水族館」までペンギンを展示する全ての園館を紹介しています。

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*1:香川県にある「しろとり動物園」は未訪