GOTAL-TOKYOさんの「第二回募集」に応募してチェーンを洗浄&施工していただきました。
第二回 チェーン洗浄テスター募集
— GOTAL-TOKYO (@gotal_tokyo) 2024年1月7日
今回からは4663,2915に続き1915での施工も開始いたします。ロード系だけではなく、トラック競技、競輪選手の洗浄も行います。… pic.twitter.com/8pRb9l0UJ1
GOTAL-TOKYOさんには、昨年の6月に完走したアメリカ横断レースRAAM(Race Across AMerica)でも支援していただいています。
この時は「チェーンディグリーザーの素」と「4663-LUB」を提供して貰って、春先のブルベからRAAM完走までサポートしていただきました。
そんな立場なので、当人にそのつもりはないのですが厳密に第三者的な評価ができていないかもしれません。
…と言うか何気に気に入ってて、昨年末に「4663-LUB」買い足して常用しています。(チェーンディグリーザーの素はまだ提供して貰った分を使い切ってません)
好天であれば600kmブルベも余裕で無給ルブで走りきれます。雨に降られるとさすがに気になってきて、終盤で1回継ぎ足す運用をしてます。
昨年のGWの本州縦断1900kmブルベでも、初日の雨天の後に1回継ぎ足しただけで最後まで走ってしまいました。多少重たくなっていたかもしれませんが、少なくともチェーンから気になる音鳴りがするようなことはありませんでした。
性能とは別にマーカーペンとほぼ同サイズなのでツールケースに入れやすく、携帯性も気に入ってます(他のルブでは空いた目薬ケースに移したりしてました。こっちの方がさらに携帯性はよくなるんですけど補充はめんどい)
先に言っておくと、自分は音には比較的敏感なものの、フィーリングや乗り味にはどちらかというと鈍感です。その辺りのちょっとした差異を比べるのは苦手だったりします(過去、PowerTapホイールと普通のホイールを間違えて履いてきたときは100km走って視認するまで気がつかなかったこともあった)
とは言え「チェーン洗浄テスター募集」はせっかくなので開発元が想定するフルスペックを体験するにはいい機会だと思ったのでした。
現在、GOTAL-TOKYOさんのラインナップは以下の通り。
(amazon.co.jpの商品紹介より)
この中から施工をお願いしたのは「2915-LUB」です。
いま使っている「4663-LUB」のフルスペックも気になったのですが、それ以上により低粘度でかわりに潤滑距離が短くなっているのが気になりました。
次のブルベの予定は2月頭の「BRM203神奈川400km 追い風」
この季節なので雨の心配はあまりなく、潤滑走行距離に書かれている300kmを越えるのでお試しするにはちょうどいい距離です。
GOTAL-TOKYOさんも400kmはギリギリ持たないかもしれないので予備のルブは持っていくようにとのこと。
チェーンは手元にストックがあった新品の105グレード11速「CN-HG601」
1月19日にこちらからチェーンを発送し、先方で施工された後、1月24日に受け取りました。
「ルブは負圧にして内部まで確実に充填させた状態でお戻しします」と言われていましたが、こんな感じで届きました。
拭きあげて装着しました。
RAAMの時にルールでクランクに貼った反射材はまだそのまま残ってます。
ブルベ前日、
急に2月の閉園が発表された「あわしまマリンパーク」への渡航と、1月上旬にコンプリートしていた「ゆるキャン△×富士山世界文化遺産登録10周年スタンプラリー」の記念ステッカーを貰いに行くのに60kmほど走りました。
ブルベ当日、
この日は予想通りのいい天気でした。
ただし、夜半から雨の予報が出ています。冬の雨は冷たいだけでも嫌ですけど、加えて雪に変わらないか、峠で凍結したりしないかが心配です。
そういえば、ルブ自体は氷点下でも機能的に問題はないとのこと。
まずは安全第一です😊 GOTALのルブは低温側に強く作ってます(エンジンじゃないので)。氷点下でもオイルとしての機能は問題ありません(氷点下で固まってしまうオイルは多いです) ご安全に🫡
— GOTAL-TOKYO (@gotal_tokyo) 2024年2月1日
スタート地点は人も多くて賑わってます。
13時にスタート、序盤は後のことはあまり気にせずまわしていきました。チェーンの周りも快適です。
新城(しんしろ)のPC1までに少し後に出たRAAMでも一緒だった「まさトゥーさん」「おとうふさん」達のパックに追い付かれました。
弁天島あたりまで頑張って付いていったのですが、信号ダッシュ(苦手)で離されて、頑張って追い付くの繰り返しに脚を削られてへとへとに。
その弁天島で追うのをやめて、毎回恒例のゆるキャン△パネルで記念撮影。
100kmを越えて浜松、その先の磐田に入る頃に日が暮れました。
宇津ノ谷峠を明治のトンネルで越えて200km、以前はシークレットだったPC2で豚汁をごちそうになります。
その30km先の「駿河健康ランド」には23時前にたどり着きました。
ここで仮眠です。
実は走りながらずっと迷ってたんですよね。ここで仮眠を摂るか、そのまま走り続けて雨からの逃げを計るか。
結局、雨から逃げ切るのは無理な予報になってしまったので仮眠を選択しました。
3時にチェックアウト、はい、雨です。
入れ違いで入ってきた知り合いに聞くと、それでもちょっと小降りになったところらしい。
寒いなあ、冷たいなあ、シューズの中の足、感覚ないよと思いつつ冷川峠を越える頃に夜が明けました。
夜も明けて、伊豆の東海岸を北上している頃は雨も寒さも心持ち落ち着きました。脚は昨日のうちに売り切れていたのでまったりペダリング。
そういえば雨の中を300kmを越えて肝心のチェーンは特に気になることはありません
。停まると寒いですし、特にルブは足さずにゴールまで行っちゃいました。
なぜか小田原で再び冷え込んだり(箱根おろしで冷えるらしい)しつつ逗子でゴール。
今年度のブルベ(ブルベの年度は11月からはじまる)初メダルをゲット。
4年毎にリニューアルされる認定メダルの新デザインとも初お目見えです。個人的にはかなり好みのデザインだったりします。
ゴール後のチェーンの状態です。
実質、500km、雨の中を150kmほど走ったにしては汚れは酷くありません。ただ、チェーン鳴りこそないものの鈍感な自分でもチェーンの重さを感じます。
帰って、「チェーンディグリーザーの素」で洗浄してみました。
落ちた汚れはこんな感じです。
手持ちの「4663-LUB」を塗布して、体感できるくらい快適に戻りました。
チェーンルブはなにを優先するかで好みが大きく分かれるところです。いま使っているモノに不満がなければ、そう乗り換えることはありませんし。
自分もRAAMで提供して貰っていなければ、それまで愛用してた「Muc-off HYDRO SYNAMIC / C3 lube」を使い続けていたでしょう。
遜色ない性能と保ち(心持ち「4663-LUB」の方が保ちがいい気がしている)、そして容器の好みもあるので当面はGOTAL-TOKYOさんのルブを使うつもりです。
あとヒルクラ決戦用に今回試させてもらった「2915-LUB」さらに決戦向けの「1915-LUB」も気になるところですが、ブルベのメインは「4663-LUB」のままで行こうと思います。
そういえば、さらにロングライド向けと言われている「7663-LUB」もあるんだった。うーん、これも一度試してみようかな…GWに1000kmとかあるし。