早朝に家を出てブルベへ参加する為に名古屋へ行く途中、掛川駅で下車して「掛川花鳥園」へ立ち寄ってきました。
その名の通り、花と鳥のテーマパーク。
色とりどりの花と、多くのフクロウと初めとする鳥とふれ合うことができます。控えめにいって、鳥好きには天国です。
前に来たのは2004年…
ってことは14年前なのか。前過ぎました。Wikipediaで確認すると2003年9月の開園から1年経った頃だったようです。
この後、何度か自転車で掛川を通過する時に立ち寄ったのですが、いづれも多くの人が並ぶ連休の時だったりして断念していました。
14年前から変わっていない長屋門に入ると、
以前よりもテーマパークっぽくなった受付です。
以下のクーポンで100円安くなります。
まずは長屋門の屋内で大量のフクロウが出迎えてくれます。
博士 *1 こと「アフリカオオコノハズク」のポポちゃん。
本当は赤い瞳が印象的なのですが、どうもお眠だったようです。…あと実は、この子は長屋門ではなく温室の方にいたのですけど。
助手 *2 の「ワシミミズク（ユーラシアワシミミズク）」もちゃんといました。
当日投稿したインスタからですが、この子たち以外にも…
たくさんたくさんいます。これでもまで全種ではなかったりします。
長屋門を出て温室との渡り廊下の左手にあるのが「ペンギンプール」です。
以前は池だけだったペンギンプールには、いろんなギミックが増えています。
ここにいるのはケープペンギン。
アフリカンペンギン、もしくはジャッカスペンギン、ブラックフットペンギンと呼ばれることもあり、昨年秋に訪れた「台北動物園」では黒脚企鵝と紹介されていました。
その名の通り南アフリカ沿岸部に生息し、ケープタウンの街中をうろつく姿が紹介されることも多いペンギンです。
向こうの壁に、全羽を紹介するポスターが広々張り出されていました。
おおよそ30羽いる個体のほとんどは掛川花鳥園生まれとのこと。
以前来た時は、当時の代表の加茂氏からは飼育しやすく入手しやすいのがケープだったと聞きました。開園当初はそうだったのでしょうが、順調に繁殖できているのでしょう。 ケープペンギンの寿命は20〜30年といわれるので、14年経って世代交代していても不思議はありません。
ぼぉ〜っと眺めます。
ペンギンだけでも、いくつものイベントがありました。
10時過ぎに掛川駅を出る電車に乗りたかったので「ペンギンにごはんをあげてみよう」の列を横目に退散することになりましたが、次に来る時はできればお昼まで居座りたいところ。
ペンギンに後ろ髪を引かれつつ、ついでに温室もめぐるとしましょう。
大温室に入ると鮮やかな花が視界いっぱいに広がります。
「インパチェンス（アフリカホウセンカ）」という園芸種なのだとか。
「ワライカワセミ」のずんぐりむっくりっぷりは癒やし。ただ残念ながら、笑うような鳴き声は聴けませんでした。
「ピグミーファルコン」
こんなかわいい形だけど立派な猛禽類、ハヤブサの仲間なんだそうです。
スイセンが花咲く水槽のまわりにも多くの鳥がうろついています。
一番奥の温室には前に来た時にはいなかった「ハシビロコウ」
ここ花鳥園ではペンギンだけではなく、いろんな鳥に餌をあがることができます。100円を払ってケースから餌が入ったカップを取り出した途端、手元から肩から頭まで「コガネメキシコインコ」が群がってきました。
鮮やかなクチバシを持つ「オニオオハシ」にも餌をあげます。こんなクチバシでもインコと同じ小さなカップからフルーツを器用に啄みます。
触るとやわらかいらしいのですが、大きなクチバシはさすがの迫力でびびってしまい触れることすらできませんでした。
オオハシと同じ温室の足元には「ショウジョウトキ」もうろついていました。
外の池には鴨や白鳥、エミューやヒクイドリがいます。
このあたりで時間切れとなりました。
足早にひととおり眺めることはできましたが、のんびりまったり楽しむなら半日は欲しいところ。 また必ず来ることになるでしょう。
掛川花鳥園 (kakegawa kachouen)
静岡県掛川市南西郷1517
開園時間 土日祝 9:00～17:00、月～金 9:00～16:30 / 年中無休
入園料 1200円、年間パスポート 4800円
アクセス 掛川駅から輪行袋を担いで15分
http://k-hana-tori.com/飼育ペンギン
ケープペンギン
