前の夜は20時に明かりを消して、まだポプテピピックの喧騒でツイッターが賑やかしい午前2時に布団から這い出て、眠い目をこすりながら自走で品川駅へ向かいました。
東海道線 品川駅の始発、熱海行に乗るためです。
熱海より先へ向かう時も含めてこの列車にはよく乗るのですが、今日は小田原駅で下車します。
小田原からは熱海まで海岸線を、そこから鷹ノ巣山トンネルで峠を越えて函南へ。
熱海からの上りでは路面が湿っていて焦りました。
どうも昨晩この辺りはしとしと雨が降っていたようで、ブルベの試走をしていたBさんが寒さにやられてDNFしていました。実際、この日の朝は都内でもかなり冷え込んで、始発電車の車内でもけっこうな寒さだったんですよね。
その空模様も三島市に入る頃には青空に。
まずは沼津港で腹ごしらえです。 「魚河岸 丸天」でいつも注文してしまうのがこのかき揚げ天丼です。
中までしっかり揚がっていて見た目通りの食べ応えがあります。
膨れた腹をおさえつつ、沼津港を離れて10km南下すると今日の目的地「あわしまマリンパーク」がある「淡島」が見えてきました。
時刻は開館時間の9時半をちょっと過ぎたところ。予定通りです。
チケットを購入。
公式サイトにある割引ページを見せると200円引きになります。
だいたい15分置きに出ている船で島へ渡ります。
見ての通り「ラブライブ! サンシャイン」とのコラボでデコレーションされています。この船だけでなく、幟にステッカーにショップのグッズのラインナップにと、2年前に来た時以上に気合いが入っていました。
2kmも離れていない「伊豆・三津シーパラダイス」もそうなのですが、ここ数年、沼津全体がガルパンで賑わう大洗にも負けないほどの「ラブライブ! サンシャイン」のファン「ラブライバー」の皆さんで賑わっています。
先ほど立ち寄った沼津港でも見かける人の半数はそうとわかる人でした。時刻は9時前、おそらくは前の晩から沼津にいるのでしょう。ここで乗り込んだ船の乗客も察するにその半数はラブライバーだったんじゃないかと。
島までは3分、下船して桟橋で島へ渡ると真っ正面にペンギンプールが見えてきます。
ここには「フンボルトペンギン」が飼われています。
現在、13羽いるようです。
全羽がプールで泳いでいたので、あっちにこっちに行き交うフンボルトを横から上から眺めて激写します。
ふぅ…満足。帰ろうかな。
…いかんいかん!! これが「あわしまマリンパーク」のまずいところなんですよ。
前回はこれで失敗しました。
なにがかというと桟橋から向かって左手、時計回りに島を歩いて行くとわかるのです。
ありました「いきもの広場」、これがそうです。
ここには「ケープペンギン」が飼われています。
2017年の冬コミで頒布した「企鵝自転車 ナカベ編」を持っている方は「あわしまマリンパーク」のページをご覧いただければバレてしまうのですけど、ここにはケープペンギンのことはひと言も書かれていません。
実はフンボルトペンギンしかいないと思い込んでいて存在自体知らなかったという…。
はずかしい、はずかしい…
少し前に気がついた時には、穴があったら入りたい気分でした。
ただちょっと残念なのは、育舎全体が防鳥ネットで覆われているところです。鳥インフルの不安を考えるとしょうがないのですけど。
網の隙間を縫って覗き見ます。
暖かな陽気にめずらしく巣箱から外に出てきた雛を見ることもできました。
ここのケープペンギンは掲示を見ると28羽、ただこれには雛は含まれていないようなので、ほぼ30羽の大家族です。
生まれて1〜2年の若鶏もけっこう見かけたので、繁殖がうまくいっているのでしょう。
ラブライブ! サンシャインとのコラボで「Aqoursイメージペンギン」なんて掲示もありました。
…ちょっと遠くてどの子がどの子かよくわかりませんでしたけど。
右下の「おとなとヒナの」重さくらべは大人のぬいぐるみに重しが入っていて、かなりずっしり。
館内はちょっと寂しいのですけど、ばかでかいヒトデは見応えがありました。
こんどこそ堪能しきりました。満足です。
帰りのルートは箱根越え。
いくら春の陽気とはいえ、ここまで上ってくるとさすがにちょっと肌寒い。
小田原に下って、座間の中華「双龍」に立ち寄って帰りました。
あわしまマリンパーク (Awasima MARINE PARK)
静岡県沼津市内浦重寺186
開園時間 9:30~17:00、年中無休
入園料 1800円
アクセス 小田原駅から60km
http://www.marinepark.jp/飼育ペンギン
フンボルトペンギン
ケープペンギン