ひであ観察日誌

ひであの観察日誌です。自転車やペンギン、同人サークル「春うらら」の告知もこちらでおこないます。

名古屋港水族館

早朝に家を出てブルベへ参加する為に名古屋へ行く途中に立ち寄った「掛川花鳥園」を後にして「名古屋港水族館」へやってきました。

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名古屋に住んできた頃には年間パスポートを持っていて、ほど近い熱田区に住んでいたこともあって、ふらっと訪れてはペンギン水槽の前に座ってぼぉ〜っと眺めていました。

港の対岸には今の2代目しらせから数えて2代前に活躍した「南極観測船 ふじ 5001」が係留されています。後で見学するつもりです。

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入館して、とるもとりあえず南館へ向かいます。
マイワシの大群が踊る「黒潮大水槽」や「珊瑚礁大水槽」をじっくりと見たい誘惑に後ろ髪を引かれつつ(でも写真は撮りつつ)通り過ぎます。

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やってきたのは「南極の海」です。
ひさしぶりだからか入口からこんなに遠かったのを忘れていました。

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それでもなんとか「ペンギン水槽」で行われる昼からの「ペンギンフィーディングタイム」に間に合いました。

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既にお姉さんは給餌をはじめていて、お兄さんによる解説がはじまったばかりのようです。この為に掛川花鳥園の滞在を早めに切り上げて名古屋へ来たようなものです。

お姉さんが1羽1羽に手ずから魚を与えています。

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アデリーペンギンがもぐもぐ

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ヒゲペンギンに囲まれつつ、ジェンツーペンギンももぐもぐ。

あらためてペンギンの紹介をば。
名古屋港水族館では南極圏に生息する4種のペンギンがこの水槽で飼育されています。

「アデリーペンギン」はSUICAのペンギンでもお馴染み、白黒のツートンカラーが際立つペンギンです。

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眺めているうちに、どこを見ているのかわからない瞳が怖くなってくるのは僕だけでしょうか?

現在放映されているアニメ「よりもい」こと「宇宙よりも遠い場所」の舞台にもなっている「昭和基地」の周辺ではこのアデリーが繁殖しています。

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日本では、ここと「南紀白浜アドベンチャーワールド」「八景島シーパラダイス」に「海遊館」と意外と都市圏で見ることができるペンギンです。

「ヒゲペンギン」はその名の通り、あごのあたりに特徴的な黒いラインがあるペンギンです。

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個人的には英名「チンストラップペンギン」の方が好みで勝手に「アゴヒモペンギン」と呼んでいます。
日本では「南紀白浜アドベンチャーワールド」と「長崎ペンギン水族館」でも見ることができるペンギンです。

「ジェンツーペンギン」は繁殖がうまくいっているのか、日本でも多くの水族館で見かけることができます。

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別称「(温順)オンジュンペンギン」ともいわれます。比較的人に慣れやすいのだとか。

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名古屋港水族館のペンギン飼育史を紹介したパネルを見ると、このジェンツー達は元々イギリスから導入されたとのこと。26年前のペンギン事情はよくわかりませんが、もしかすると昨夏、ロンドン・エディンバラ・ロンドン *1 の折りに立ち寄った「エディンバラ動物園」からだったのかもしれません。
たくさんのジェンツーが飼われていました。

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水槽間際で目が合いました。

最後は最大のペンギン「コウテイペンギン」 見ている間ずっと全羽が水中で泳ぎっぱなしでした。

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先ほどの飼育史によると、ここのコウテイは「南紀白浜アドベンチャーワールド」由来なんだとか。あちらは隔年くらいで雛が生まれているので、こちらも頑張って欲しいです。
日本では、この2箇所でしか見ることができません。

水槽内の季節は「秋」でした。

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これが「冬」になると1日中夜が明けない「極夜」となり、昼間に訪れても水槽内の照明は暗くなります。

…ふぅ、楽しんだ。 Untitled

次の予定は15時からなのでのんびり館内をめぐります。
イルカとか、ベルーガとか、シャチとかのイルカ系の皆さんは、ペンギンと名古屋港水族館の双璧を成しています。

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正直いうと、この前の週に訪れた「鴨川シーワールド」で同じ組合せを見ちゃってるせいで新鮮味は薄かったりしたのですけど。まあ普通は前の週に鴨川へ行った人が来たりしないですよね。

ちなみにシロイルカ(ベルーガ)は「八景島シーパラダイス」「しまね海洋館 アクアス」でも飼われていますが、日本でシャチが飼われているのはここと鴨川の2館しかありません。

15時前になったので向かったのは屋外にある「しおかぜ広場」です。

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ここには、ごまちゃんこと「ごまアザラシ」と掛川花鳥園にもいた「ケープペンギン」が飼われています。

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昨年、2017年7月に上野動物園から貸与されてやってきた個体なんだそうです。

15時から行われるフィーディングタイムは、少しだけペンギン散歩なイベントです。まだ慣れさせているところだそうで、おそるおそる顔を覗かせて出てきます。

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3mほど先の階段で餌をちらつかせている飼育員さんに掛けよって来るのですが、

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ここまで出てくるのも怖いのか、食べると慌てて逃げ帰ります。

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スロープの端っこを飛び越える勢い。

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動画もどうぞ!!

名古屋港水族館 (Port of Nagoya Public Aquarium)
愛知県名古屋市港区港町1-3
開園時間 9:30〜17:30、休園日 月曜日
入園料 2000円、年間パスポート 5100円
アクセス 金山駅から7km
http://www.nagoyaaqua.jp/

飼育ペンギン
    コウテイペンギン
    ジェンツーペンギン
    アデリーペンギン
    ヒゲペンギン
    ケープペンギン

*1:通称LEL、ロンドンとエディンバラを往復する1400kmのブルベ(長距離サイクリング)