ひであ観察日誌

ひであの観察日誌です。自転車やペンギン、同人サークル「春うらら」の告知もこちらでおこないます。

さいたまクリテリウム by ツール・ド・フランス

週末の土曜、小雨が降るなか「さいたまクリテリウム by ツール・ド・フランス」を観戦に行ってきました。

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まずは大宮駅で降りて二郎充。

さいたまスーパーアリーナまで戻って、まずは併設の展示会を巡ります。

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協賛のショップや企業の誘致に難儀したのでしょうか? 空のスペースが多いのが気になります。警察などの官公庁系の穴埋めが多かったのもそのせいでしょう。自転車ほとんど関係ないデパートまで来ていましたし。

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主にGIANT PROPEL(欲しい)をじっとりと堪能して、レース会場へ移動。

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既にポイントレースがはじまっていました。
まだ雨は降っているというのにコース沿上は人で一杯。横目で観戦しつつ、観戦ポイントを探して放浪します。 

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せっかくのスタート・ゴール付近にデッドスペースがあったのは残念です。選手出入り口の場所を代えてしまうか、いっそスタート・ゴールをけやきひろばの目の前にすれば良かったような気もします。

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2回目のポイントレースが始まる頃に2列目で観戦できるポイントを発見。ここで最後まで観戦です。
心配した雨も、クリテリウムが始まる頃にはあがり晴れ間も見えてきました。 

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バッソやサガン、フミなんかは先週のジャパンカップから引き続きになりますが、イエロージャージのフルーム、アルカンシェルルイ・コスタ、日本チャンピオンジャージの新城等、蒼々たる面々です。
もう、誰を観たらいいのか…目移りします。 

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どこから調達してきたのか、飛んでいるヘリまでトリコロールです。

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コース上では唯一(?)砂田さんがカメラバイクに乗って撮影をしていました。

肝心のクリテリウムレース。

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序盤はフミを含んだ逃げのグループが形成。フミが着実にポイントを重ねます。

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途中、これが引退レース(?)の福島晋一が集団から飛び出して、この逃げグループに合流。そのままグループの前を引く熱い走りもみせてもらいました。

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このグループも、あえなく終盤に集団に吸収。
新城や増田選手はいつの間にか遅れていました。Jスポのインタビューを聞くと、思ったよりも集団のペースが速かったそうです。
順当であれば、キッテルを擁するアルゴスシマノサガンを擁するキャノンデールあたりが集団を引いてゴールスプリントになるか? …と思っていたところで3選手が飛び出します。

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なんとイエロージャージ・フルーム、グリーンジャージ・サガンアルカンシェルルイ・コスタの3人。
なんじゃこりゃ!? の展開に大笑い。最後の勝負の前にパレード的に前に出たのかと思いきや、まさかのこの逃げが決まってしまい。

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さらにゴール前のロングスプリントで飛び出したフルームが優勝!!
なんだっただろう…とちょっと惚けてしまう展開でした。 

レースの展開については家に帰ってから、Jスポのさいたまクリテリウム録画を改めて観ました。

最後の3人の逃げは、スカイをはじめとする3人が所属するプロチームが他勢を抑えています。これでばらばらと集団が広がってしまい、追うべきアルゴスシマノが集団をコントロールするタイミングを失って結果的に追い切れなかったという感じがしました。
このあたりの判断ミスは、良くも悪くも欧州勢がシーズンオフ気分だったのもあるでしょう。

それでも、逃げた3人の顔を見るとそれなりに本気で脚をまわしています。
フルームが残り1kmで飛び出したときのサガンルイ・コスタは完全にお見合い。引くのやだな〜と互いに思っている内に距離が離れてしまってゴール。
ちなみに集団のトップはキッテルでした。まるでやる気が無かったというわけでも無かったのですね。 

 

心配した天気も終わってみれば悪くなかったですし、客足も上々*1来年の開催も前向きな同意がされたなんて話もありますし来年も期待してます!

来年は、山岳賞ジャージもみたいな〜。クインターナ、貴方のことですよ! せっかくモビスターが招待されているのに何で来なかったんだ〜!! *2

あとそうそう、

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次のポディウムは前がもっと広いところでお願いします。

*1:公式発表のべ20万人とのこと。

*2:仮に来日していたとしても着用するのはたぶん新人賞ジャージ。