ひであ観察日誌

ひであの観察日誌です。自転車やペンギン、同人サークル「春うらら」の告知もこちらでおこないます。

ツール・ド・フランス 第15ステージ

最後の休息日前の、ピレネー二日目。


昨日、大きく遅れて黄ジャージ戦線から脱落してしまったヴィノクロフが序盤から積極的に逃げて、中盤には20人近い逃げの集団を形成。
最後の山岳で強烈なアタックをかけてひとり抜け出し、そのまま駆けて今ツールステージ2勝目をあげました。
総合の可能性はもうありませんが、その悔しさを吐き出すような勝利。
インタビューでも決して嬉しそうな顔をというより、むしろこれまでの自らの不甲斐なさも混ざった複雑な面持ちをしていました。


黄ジャージ争いは、今日でほぼ二人に。
ミカエル・ラスムッセン、アルベルト・コンタドーレに絞られた感があります。
最後の山岳でメイン集団からアタックしたコンタドーレに必死で付いていくラスムッセン。
新人賞の白ジャージとは思えないパフォーマンスを出して3位以下のライバルを引き離したコンタドーレでしたが、ゴールまでの下りも合わせてラスムッセンを引き離すには足りず、同タイムでのゴールとなりました。


一日休んであさってはピレネー最終日。
今日、遅れてしまって白地に赤玉ジャージに黄色信号がともったソレル(コロンビア!!)が逃げをみせるか?
事実上アスタナのエースとしての維持を見せなければいけなくなったクレーデンをはじめとした、総合戦線から遅れてしまった各チームのエースたち。
そして、頂上ゴールでのラスムッセンと、コンタドーレの争い。
目が離せなさ過ぎます!