ひであ観察日誌

ひであの観察日誌です。自転車やペンギン、同人サークル「春うらら」の告知もこちらでおこないます。

淡路島ロングライド150 2017

今年も「淡路島ロングライド150」に行ってきました。

2010年に始まったので今年で8回目、…ってもう、そんなになるのですね。
第1回から参加してきましたが、昨年は直前のGSRカップの落車で骨折した左手小指が絶賛治療中で泣く泣くDNSしたので、2年ぶりの参加となります。

day 1 - 9.15

連休前日から休みが取れたので、ペンギンがいる動物園に立ち寄りつつ関西へ向かうことにしました。
(自走を除いた)最速始発で浜松へ向かいます。

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品川駅 4時35分発の熱海行始発に乗るために20kmほど自走。
熱海で乗り換えて三島へ。

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三島から新幹線こだま号に乗り継いで浜松駅に着いたのが、7時43分でした。

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浜松は、毎週楽しみにしている大河の井伊直虎一色でした。その駅前から15kmほど浜名湖方面へ走って到着したのが、

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「浜松市動物園」開園時刻の9時ぴったし。

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動物園を後にして引き続き、浜名湖の北岸に沿って西へ向かいます。

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浜松市動物園から32km走って国道1号にでるとあるのが「豊橋総合動植物公園」通称「のんほいパーク」です。 1号沿いということもあって何度か近くを走ってはいるのですけど、残念ならが営業時間内に通ることがなかったので、はじめて来ました。

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のんほいパークから10km走って豊橋駅。 今日のサイクリングはここまで、ここから今日中に和歌山まで輪行します。

…いえ、明日は早起きの必要も無いので、実はまだ時間に余裕があります。
名鉄で名古屋駅まで乗った後、そのまま地下鉄東山線に乗り換え。 そして閉園間際の「東山動植物園」に飛び込みました。 

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ふう。東海地方の3動物園巡りで今日は一日、文字通り駆け巡りました。 疲れましたけど心地よい疲れです。
いやまだ和歌山まで行かないといけないんですけど。

名古屋駅に戻ってから乗った近鉄アーバンライナーは初めて輪行する路線です。

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アーバンライナーの車両後方席のスペースはこれまで見たことがあるどの路線よりも広く、自分の後から来た人の輪行袋と2台重ねてもまだ余裕があるほどでした。
名古屋に住んでいる頃には帰省で多用していた路線だったのですが、また名古屋起点で関西へ向かう時の選択肢に加えようと思います。

鶴橋駅からJRに乗り換えて和歌山駅でホテルにチェックイン。 ほとんど電車に乗っていて自転車には60kmも乗っていませんが、さすがに疲れました。

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近くの和歌山ラーメン屋さんで一息。
台風18号と秋雨前線の影響で、明日は朝から雨予報です。

day 2 - 9.16

のんびり起きてホテルの朝食。

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ここドーミーインは北海道だとイクラが食べ放題だったりするのですけど、さすがに和歌山だとごくごく普通のラインナップでした。

予報通りの雨の中、9時過ぎに宿を後にして1.6km先にあるのが和歌山城。その城内に「和歌山公園動物園」がありました。

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和歌山城を後にして、小雨が降り続く中を北へ向かいます。
少し坂を上って15km、和歌山県から大阪府岬町へ入って辿り着いたのは「みさき公園」です。

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みさき公園から2km西に深日港があります。
昔は、淡路島の洲本港と深日港の間に航路ありました。 津名港からもフェリーが出ていたはずで、どちらも利用した覚えがあります。

明石海峡大橋ができて、残念ながら淡路からの航路は岩屋 ー 明石間のジェノバラインを除いて全滅。 深日への船もその例の漏れず無くなってしまいます。
ただこの夏、18年ぶりにこの航路を復活すべく9月末までの期間限定で「深日洲本ライナー」が実験運航されていました。

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これで淡路へ渡ります。
乗るのは15時発の便、台風18号が近づいてきて心配していましたがなんとか運航してくれるようです。 というか、この次の18時の便から明日いっぱいは欠航とのこと。…危なかった。 そんな天気だったこともあって、乗員は自分を合わせて二人でした。

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この船は、船内に前輪を外してフロントフォークで固定する自転車ラックが11台分設置されています。

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こんな雨の日だと、外した前輪を持てあますのが欠点ですが、ほぼ貸し切りみたいなものなのでそれほど困りません。
風も出てきて海は荒れ模様。 船内はかなりゆれています。 まあ、こんな中でも本を読んでられるくらいには船酔いには強いので平気なのですけど。

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1時間で洲本港へ着岸しました。

洲本港で下船するなんていつぶりでしょう。それだけで郷愁を感じます。 この夏からは関空と洲本港を結ぶ航路も復活しているとのことなので、併せてほぼ使われていなかったターミナルビルが機能してるというのも嬉しいことです。

…ん?
ということは例年ここを洲本のエイドポイントとして利用してきた「淡路島ロングライド150」はどうなるのでしょう。 そんなに客がいるわけでもないだろうから普通にそのまま使うのかな?
あああと、関空からの航路は10月に徳島へ渡るときに利用するつもりです。

洲本からは少し落ちついた雨の中、30kmほど走って実家へ帰還いたしました。 岩屋からだと60kmくらいあるので、天気が悪い日は洲本港から淡路に渡る方が楽できますね。

day 3 - 9.17

朝起きると雨は上がっていたので、雨が降り出す前にと家の周りをぶらり。

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船溜まりの蛸壺。

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大見山、プラザ淡路前から大鳴門橋を望む。

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吹上浜から国立淡路青少年交流の家方面を望む。

いつもは自走で行く前日受付は、午後にも台風の暴風圏内になりそうだったので、さすがに車で送ってもらいました。

台風18号は、当初の予報より歩みが遅く「淡路島ロングライド150」の開催も危ぶまれましたが、なんとか日が変わる前に通過してくれました。 しかし関東と比べると関西で食らう台風の直撃は雨風が半端なく、うるさ過ぎてなかなか寝付けませんでした。

day 4 - 9.18

日が変わった1時過ぎにむくりと起床。 風はもう収まっています。

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2時前に家を出て50km自走して会場へ、4時過ぎに到着しました。
ほんの少し降られましたが、雨よりも心配していた風は強くなく、これなら強風での開催の不安もなさそうです。

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並んでいる間に夜明け、台風は過ぎ去ってもその後、ルートの安全確認に時間がかかったのでしょう5時前になってやっと正式に開催も決定しました。
あとで話を聞くと、夜と徹して路面の清掃作業も行われていたとのこと。もう何も心配することはありません。

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今回は、NHK BSで放映されている「チャリダー」から洲本出身の朝比奈彩さんをはじめうじきさん、猪野さん、竹谷さんが参加しています。

www.nhk.or.jp

しているはずなのですが残念ながらその姿も確認することはできませんでした。
前夜祭が中止になったのと、さすがにスタート地点でくらいは見られると思っていたのですが…、残念。

スタート 0km

先頭から3分後、夜明けと共に5時48分にスタートします。
車に帰途付けつつ前に出て、といってもほぼフラットなので先導バイクのペースに合わせて走って洲本まではあっという間です。

洲本AS 28km

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一昨日の疑問に思っていたとおりポートターミナルではありませんでした。ひとつ船だまりを隔てて北側の駐車場に移っていました。
エイドは例年通りの豚汁におにぎりなどの諸々です。

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ここからの由良の峠越えは台風の爪痕が最も心配された区間でしたが、落ち葉のオの字も見当たらないくらいのコンディション。これ絶対に凄い勢いで清掃されてますよ!!

それは峠を越えてからの灘の海岸線にもいえます。普段でさえ走っていて波しぶきがかかるようなところですから、台風一過なんていろんなものが打ち上がっていてもおかしくありません。 でもそんな痕跡は微塵もありませんでした。
その代わり、台風一過のもうひとつの影響、西風、イコール絶賛向かい風が吹きつけてましたけど。…ペダルが、重い。

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噂には聞いてましたが、昨年の春に座礁したクレーン船が放置されていました。けっこうデカい。

灘AS 59km

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いい感じに脚が疲れてきたところでエイドステーション。
次の慶野松原までは最長区間で、灘と大見山、鳴門海峡への岬とアップダウンも続くのでしっかり補給しておきます。

ちょうど距離的に折り返し地点で実家の前を通過。

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鳴門岬への道になると、いい天気過ぎてさすがに暑くなってきました。

慶野松原AS 96km

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慶野松原エイドはバラエティーだけならたぶん一番です。ここの淡路島牛乳プリンとヨーグルトはいつも楽しみにしてます。
あと忘れずに淡路素麺も。テントが外れにあったので危うく食べ損ねるところでした。

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慶野松原から五色の浜を抜ける瀬戸内を望む西淡の海岸沿いはいつ走っても気持ちが良い区間です。

多賀の浜AS 115km

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ゴールまで30kmと少し、多賀の浜。
聞くと、前を走っているのは2〜3人とのこと。ほぼソロで走っていることを考えると悪くないペースです。

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そして明石大橋が見えてきたらもう終わったも同然。いつもはへたり始めた脚に追い打ちをかけて向かい風が吹く区間なのですが、今日に限っては追い風ぎみ。

ゴール 150km

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残った脚を振り絞って、岩屋からの上りを越えてゴール。 終わってみれば、走らないのは損だといってもいいくらいの好天サイクリングでした。

前日のジェノバラインは終日欠航、夕刻以降は明石・鳴門の両橋が通行止めになる中、急遽当日早朝(午前3時から!!)受付も行われることになったとはいえ、後日の記事を観ると2200人エントリーの内、1800人以上もの人が出走したそうです。

さて今日はまだここで終わりません。 時刻はまだ正午前です。

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まずは淡路を離れます。12時ジャストの便には乗り損ねましたが、1時前のジェノバラインに乗ることができました。

明石港から海岸沿いに神戸方面へ向かって須磨海岸。
「須磨海浜水族園」へやってきました。

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広くて歩き疲れた須磨海浜水族園を後にして、さらに国道2号沿いを北東へ。
実は須磨が思ったより見応えがあって時間がかかってしまったのと、流石にちょい疲れが出てきて迷ったのですが、来ました「王子動物園」♪

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ちょうど閉園時刻で退園、うへぇ…さすがに疲れました。
三ノ宮駅から輪行、新大阪で新幹線に乗り換えて長かった旅の帰路につきました。