最終日前の，個人TT。
ほぼ，総合優勝7連覇を決めたランス・アームストロングが，
「俺が一番，速いんだ!!」
と言わんばかりの走りで今年初のステージ優勝。
2位以降，ウルリッヒ，ヴィノクロフ，バッソと来年の総合候補が並ぶ結果になりましたが，果たして来年誰がマイヨ・ジョーヌに袖を通すことになるのでしょうか？
今日，一番哀しかったのはマイヨ・ア・ポアを着るラスムッセン。
昨日まで，総合3位だったのですが，落車，機材の故障，故障，故障，落車と，なにかに憑かれたかのようなツキの無さが重なって6分以上後退。
とうとう，総合で 7位まで脱落してしまいました。
どうにか総合の表彰台を…という気持ちが焦りを生み，落車と故障で完全に集中力が切れてしまったのでしょう。
それだけ，総合の上位を目指すと言うことが彼らにとって重要な物だということがわかるような気がします。
残り1ステージ。
スプリンターを除けば，もうシャンゼリゼのパレードランを残すのみです。
