ひであ観察日誌

ひであの観察日誌です。自転車やペンギン、同人サークル「春うらら」の告知もこちらでおこないます。

ツール・ド・フランス 第9ステージ

一日休んで、アルプス最終日ガリビエ峠を越えるステージ。


ガリビエ峠を望む総合上位陣、本来ならラボバンクのエースであるはずのメンショフがまさかのラスムッセンを引く姿を見ることができました。
結局、メンショフはこのグループからも遅れたようですし、いま黄ジャージを羽織るラスムッセンを優先したのは正解だったか。


今後の見所は、ピレネーまでにある第13ステージの個人TTですね。
これでラスムッセンがどの程度タイムを失うか。
バルベルデやマヨ、コンタドーレ辺りの総合上位陣がどの程度のタイムを出せるのかが楽しみ。


あと、今日も総合で3分以上遅たヴィノクロフは、ほぼ9割方総合争いからは脱落です。
ゴール後、涙を浮かべているのか、顔を拭う姿が印象的でした。
ツール出場している中では一番好きな選手なので、ここで切れず、しばらく続く平地ステージでまずは体調を万全に戻して残り数パーセントの可能性にしぶとく粘って欲しいものです。


しかし、改めて思うのは、7連覇したランス・アームストロングの偉大さ。
本人が強くても、チームが強くてもただそれだけれ取れるようなもんじゃないってことを改めて思い知らされます。