ひであ観察日誌

ひであの観察日誌です。自転車やペンギン、同人サークル「春うらら」の告知もこちらでおこないます。

座頭市

北野武映画を観るのは初めて。
僕の周りで観に行った人の評価は甲乙分かれていて,「パイレーツ・オブ・カリビアン」とどちらにしようかと迷ったのですが,予告を観て惹かれている度が「座頭市」の方が高かったのでこちらを観ることに。
まず言いたいことは「広告に偽り有り!」。
予告や,事前の映画紹介などで「タップダンスが…」と踊りのシーンの存在にも重点を置かれていたので,てっきり映画全体にダンスが散りばめられているものと思ってました。
が,実際に観てみると,途中にもリズムベースのシーンはあるにはあるものの,映画紹介などであるシーンは終盤になってからでした。騙された〜! と思っただけで,別に悪くはないんですけどね。
あと殺陣は,よくテレビの時代劇でみる剣劇を魅せる殺陣ではなく,ざっくざっくと軽快に切り刻んでいく様子で,なかなか好み。
ただ逆に,シーンの切り替え,特に過去の回想シーンを挿入する構成には違和感を覚えました。
それともあれは,勝新太郎の旧座頭市とかの構成を世襲してたりするのかな?
各シーン毎は結構好きだったので,この辺りの繋ぎと構成にの不満はちょっと残念。