今年も、AJ宇都宮の山岳ブルベに参加してきました。
8月頭で暑かったものの天気には恵まれた昨年に対し、今年は雨模様に悩まされた宇都宮山岳となりました。
前乗り →宇都宮 (119km 480m)
今年も前乗りで自走、宇都宮へ。ほぼフラットなのでのんびり向かいます。
走り始めて15kmでパンク。幸先悪いです。
関宿で江戸川CRを外れて国道4号へ(バイパスじゃない方)
お昼はラーメンに寄ろうと街道を外れたところで、サークルベースあさひを発見しました。パンクした分のチューブを買い足します。
ずっと曇り模様だったのですが、ぎりぎり雨には降られずに宇都宮へ到着。
泊まったホテルは自転車を部屋にいれることができませんでした。残念。部屋に入ってから10月のジャパンカップの予約を別の宿で取り直します。
(そちらは昨年の実績あり)
宇都宮といえば餃子。駅前の餃天堂で水焼餃子とビール。
そして、旅先でも艦これ。
BRM907宇都宮200km渋峠片道【山岳】 (239km 5610m)
2時に起きて、まっくらな中を森林公園へ。誰が誰やらわかりません。
4時に第2ウェーブでスタートしました。暗くて狭くてカーブが怖い古賀志林道の下りも今年はヘッドライトで楽々です。
なかなか明るくならないと思ったら、去年は8月頭でしたね。5時頃にやっと明るくなってきました。空は一面の雲で太陽は拝めませんでしたけど。
古峯ヶ原街道の一の大鳥居。なかなかの佇まいです。
霧が出てきたな…と思っていたら急激に眠気に襲われました。そのせいか脚もまわりません。
結局、粕尾峠を越えて渡良瀬渓谷を下ってPC1にたどり着くまで、細切れに自転車を止めて計20分くらいフラッシュ仮眠を摂ることになりました。痛みや疲労は耐えられても、眠気にだけは逆らえません。
PC1 すっかり眠気は消えました。やっとここから本番!! …といってもここ既に80km地点なんですけど。
赤城山の中腹をぐるりとまわります。おなじみ大鳥居の前を通過。また月末にヒルクライムで来ますよ〜
PC2 じわじわ小雨というか霧雨が降ったり止んだりで、PC1からレインウェアを着たままでした。雨は小康状態だったのでレインウェアは脱ぎます。
残り80kmのはずですが、まだ榛名山、渋峠とWボス峠が残ってます。
ラスボスその1、榛名山。
昨年の宇都宮山岳の復路で下った伊香保温泉とは違う、松之沢という峠で登ります。結構、キツい斜度が続きます。
下りも別のルートで郷原へ。
八ッ場バイパスって自転車で走れたんですね。草津方面へ向かうと長い雁ヶ沢トンネルも歩道が通れるので走りやすかったです。
本格的な登りに入る前に雨粒が大きくなってきたので、道の駅で上下ともレインウェアに着替えます。
雨の中を淡々と登って草津、今年5回目。草津大好き過ぎ。
でも、じわりと寒さを感じます。
小雨は降り続けていて登りはまだ良いのですが、渋峠からの下りでどれだけ冷えるのか不安を感じます。ちょっとだけDNFしたいな〜という衝動がわき起こりましたが、
寒さでDNFした「BRM511千葉400嶺岡」のリベンジをここでしてしまおう!
と振り払います。時間にはまだ余裕がありましたし。
でも、早めにゴールしてUusiでガレットを食べるんだ! という目標はさすがに断念。
ラスボスその2、渋峠。
明日の日曜が「草津温泉 熱湯マラソン」だそうで、天狗山レストハウスは前日受付の人が多く出入りしていました。登りはじめると前日練習なのか走って下ってくる人が応援してくれます。
…え? いや? いくらなんでもこの雨の中、練習する人大杉です。人のことはいえませんが、さすがにマゾすぎます。そういえば皆同じキャップを被っていました。熱湯マラソンとは別のグループだったのかもしれません。
登っているはずなのに、ちょっと寒さを感じつつ白根レストハウスを通過。
霧が立ちこめる中、最後の気力を振り絞って渋峠へ。ぎりぎり13時間を切ってゴールです。
日本国道最高地点の石碑もこんな霧の中でした。
ゴールの受付を終えると、身体が冷える前にさっさと下山。なんの因果かこの時の降りが一番強かったような気がします。
霧も立ちこめていたので、安全第一で下って今夜の宿、草津高原ユースホステルへ。
- テントの下に自転車を駐め
- 装備を外し汚れを落として宿へ入り
- 割り当てられた部屋(7人部屋)に荷物を置いて
- 風呂(not 温泉)に入って身体を温めて
…やっと一息つきました。
どっと疲れが沸いてきます。体力にはまだ余裕はあるものの、雨の中での走行はハートが削られますね。
夕飯、食べます。
夕飯の後、明日のブリーフィングを拝聴しますが、心の中ではほぼDNS気分で固まっていました。
…だって予報は雨なんだもの。2日続けては、心折れまくりです。
21時くらいには寝ちゃいました。
DNS →高崎駅 (72km 1280m)
5時過ぎに起きました。降ってます。DNS確定です。
この程度の天気はものともせず出走する猛者のみなさんを見送ります。
見送ったところで、帰ります。高崎駅まで自走します。
須賀尾峠を越えて榛名山の麓まで、昨年の復路と同じルートをトレース。あとはじわっと高崎まで下り基調です。
雨は降ったりやんだりでしたが、標高が低くなると気温も上がってそれほど苦ではありませんでした。