先週末、日本のヒルクライムイベントの最高峰 *1、乗鞍に初挑戦してきました!
往復ともに輪行での旅路。
特に新島々駅からのバス輪行は初めてだったので不安もあったのですが、臨時でバスが増便されたりと無用の心配でした。
もうちょっと電車とバスの接続が良ければ…と思うのは贅沢な話かもしれません。
車掌さんに断って、輪行袋を入り口近くに停留。
松本駅からは松本電気鉄道で移動。
新島々駅からは増発バス。
輪行袋は、座席に置かせて貰えました。
前泊は、乗鞍高原のお隣になる白骨温泉でした。
宿の女将さんも親切で、夕飯や温泉、当日の朝のお弁当と至れり尽くせり。
乗鞍寄りの宿だったので、当日の朝の移動も 7kmちょっと (上りは3kmほど) が軽いアップとしてちょうどよい距離になりました。
白骨温泉への唯一の難点トンネル。暗くて狭くて怖いけど、交通量が少ないのでなんとか。
白骨温泉へ到着。泊まる丸永旅館はすぐそこ。
本戦のヒルクライム。
Mt.富士ヒルクライム(裏富士という呼び方をするのを今回初めて知った)が限界まで走って87分。
同じだけ追い込む自信は無く、それでも6月からの出力増を期待して最大目標82分、最低目標を90分切りとして望みました。
ちなみにこのイベントでは、ひとりで輪行したことからもわかるように知人はほとんど無し (^^;
唯一の知人夫妻にも受付の時にちょっと顔を合わしただけだったのですが、スタート前にに並んでいる列の前に旦那を発見♪
しばらく話して緊張をほぐすのに利用させていただきました。
前から↑の旦那に話を聞いていたのですが、コースは恐れていたほど荒れていなく狭くもなく *2、もう少しもやが少なければ景観もいいだろうにと思うばかり。
ただし斜度の緩急は恐れていた通りでした。
中盤以降に現れる10%超の坂は、ひさしぶりに「あ、俺もしかしたら今回足着くかも?」と不安に思うほど *3
さらには、あいかわらずだけど 10kmを過ぎた辺りでふくらはぎに攣る気配。
ここでは予定通り、ビンディングを外してフラット面に移行。
後は、心臓的には余裕はあっても脚をいたわりつつの走行に切り替えて走りきりました。
ゴールのタイムは、84分でした!
順位でいうと、クラス200位前後(680人中)、全体で1000位前後(3917人中)というところです。
82分にこそ届きませんでしたが十分目標圏内、少しの悔しさと合わせ、初めてのコースを走りきった満足感を感じています。
ふくらはぎの攣り癖は、今年も改善しきれなかった来年への課題です。
(片面フラットにすることで攣る直前で耐えられるように、ちょっと改善したけど)
課題とか言いつつ、今年はまだ「富士チャレ200」が残ってますけどw
平地系だから脚が攣ることは無いと思うんだけど、どうなんだろう…ガクブル
ゴール後の山頂付近。もやがきつく、あまり広くない所にうじゃうじゃ。
松本からの帰りは、スーパーあずさ。あずさと違って、輪行袋がちょうど座席の後ろに収まりました。
出力
最後に今年参加した草津、富士、乗鞍の出力を比較してみると…
距離 | 標高差 | 時間 | 平均出力 | |
草津 | 12km | 770m | 51分 | 227W |
富士 | 24km | 1255m | 87分 | 227W |
乗鞍 | 20.5km | 1260m | 84分 | 228W |
(出力計算はヒルクライム計算を利用)
…あまりに平均出力が同じすぎて噴いた(笑)
「草津 → 富士」は、より長い時間同じ出力を出せたと考えると成長したのかもしれませんが、「富士 → 乗鞍」は数字の上では成長無し orz
むしろ、なんとか維持できたと前向きに考えべきかもしれません。