地球と対立している宇宙ステーションから,大気を略取するために降下した宇宙船が墜落。
地上政府は,反科学主義をとり,ほとんどの科学を否定している。
生存している宇宙船の乗組員,コードネーム『天使』,彼らを救うために立ち上がったのはSFファン。
弾圧を受けながらも地下活動を続けていた彼ら「ファン」が,彼ら持ち前の行動力と団結力で『天使』をどうやって救うのか!?
といった内容のSF小説でした。
確か,星雲賞を受賞していたのを観て,何年か前に(確か,今は無き池下三洋堂で)購入したっきり積んであった本です。
氷河期が迫る近未来を舞台に,アメリカ大陸をあっちにこっち,大胆なんだか無謀なのか,単に非常識なのか観ていてヒヤヒヤするファン達を十分楽しみました。