ひであ観察日誌

ひであの観察日誌です。自転車やペンギン、同人サークル「春うらら」の告知もこちらでおこないます。

gigabeat G20

10月に東芝から発売されるHDD音楽プレイヤー。
僕は,第2世代iPod 10G を愛用していますが,iPodを気に入っている自分から見てもそれなりにまとめてきたなと興味をそそられます。
好みも問題もあるでしょうが,これまでiPod以外のHDDプレイヤーには興味をそそられる物自体が皆無でした。
で,今日の本題はZDNNに書かれた以下の記事。


「iPodへの挑戦者――東芝gigabeatとiHP100が示すもの」


読んでもらえるとわかるんですが,この記事を読むとなにか偏った印象を受けるんですよ。必ずしもiHP100を持上げているわけじゃないんですが,僕から見ると携帯する大容量HDD音楽プレイヤーとしては,結構どうでもいいことで差を語っている点が気になります。
特に,録音機能の有無や,著作権機能の有無に対しての言及ぶり。
筆者の特殊な環境ならボイスレコーダーなどの録音系機能は有用なのかもしれませんが,巷に多くあるMDプレイヤーを見てもわかる通り,再生専用機種の方がメインストリームとなっています。東芝が録音機能よりもサイズや価格,駆動時間を取っただけのこと*1
あと,著作権機能なんかもそうです。
他のサイトのgigabeat G20の記事を見ても,普通に使う分には特に不便を感じる作りではないようです。
HDDプレイヤーというのは,よっぽど多くのCDを持っている人でもない限り,いちど転送した音楽は引き出したり消したりする必要もなく新たに買ってきたCDをその都度足していくことになります。
iPodも,保護的な暗号化を行なわないとはいえ,お手軽に音楽ファイルを引き出せるような作りにはなっていません。


結局,この記事を書いた人はiPodも含めてHDD音楽プレイヤーという物を使ったことがないんじゃないかと思います。だから,なんか論点がずれた記事が出来あがっちゃったんじゃないかと。
機能が少ないから面白くないね〜なんて記事は,極一部のマニアな方々(僕もそのケはあるけど)向けにしかならない。
そもそもの話として,全然「iPodへの挑戦者」な内容になってないような気がするのは気のせい?

*1:単純な駆動時間ならiHP100の方が上