「シェルドレイクの仮説」ネタ。
いやぁ…,基本的にとんでも系ということは知っていて読んだのですが,ここまでとは… orz
読み始めて 30頁くらいで,続きを読むのが辛くなるくらいアバウトな内容の本でした。
なにせ,その30頁くらいまでは,つっこみどころにちょこちょこ付箋なんかを貼っていたのですが,切りが無くなってきたので断念(笑)
実験とか,検証とかいいつつ,実験にも検証にもなっていないですし,これもあれもと「この仮説で説明できる」と,オカルト文法の基礎をちゃんと踏まえているんだかいないんだか (^^;
さらにこの著者自体が素晴らしい。
引用,引用,引用に,ネットで検索して見つけた。
それこそ自分の足で調べろよということを,たぶんこうじゃないかと想像で補完。
で,勝手に話を膨らまして解釈を追加と,やりたい放題です(笑)
これは僕の勝手な想像ですが,シェルドレイクの元の論文なり著書は,もうちょっとまともな科学っぽく書かれているのではないでしょうか?
まあとりあえず,この本でも取り上げられている「幸島の百匹目の猿」と「グリセリンの結晶」の話が,創作と勘違いということがわかっただけでも読んだ意味はあったかな。
なぜそれは起こるのか―過去に共鳴する現在 シェルドレイクの仮説をめぐって
- 作者: 喰代栄一
- 出版社/メーカー: サンマーク出版
- 発売日: 1996/07
- メディア: 単行本
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