とうとう開幕が明日に迫ったツール。
7連覇していたランス・アームストロングが引退,本命無き次の王者を決める大会!
マイヨ・ジョーヌを獲得するのは,イヴァン・バッソか,ヤン・ウルリッヒか,もしくはアレクサンドロ・ヴィノクロフ,ジョージ・ヒンカピー,もしくはヤロスラフ・ポポヴィッチがくるのか?
…と大盛り上がりだったはずなのですが,ジロの期間中に始まったドーピング問題が大きく影を落としています。
まず,監督が逮捕されたスペインのチーム,リヴァティ・セグロス改めアスタナ・ウルトの出場がまだ確定してません。
優勝候補の一人,ヴィノクロフがエース。
新たにメインスポンサーとなったアスタナは,ヴィノクロフの母国カザフスタンです。
次に,今日になってTモバイルのエース,ウルリッヒの未出走が発表されました。
今日スペインの新聞に発表されるドーピングに関ったとされる50名を超える選手リストに含まれていたのが主な理由。
既に,フランスを後にしたようです orz
ちなみにこのリストには,ウルリッヒと並んで優勝候補の筆頭にあるバッソも含まれているとか。
あくまでも新聞の発表であって,それもドーピングに関与したとされる医師との接触があったというリスト。実際にドーピングをしたかどうかが確定されたわけではありませんが,開幕前日から波乱に満ちたツールとなってしまっています。
以下は,CYCLINGTIME.com の速報。
「ツールに衝撃走る スペインドーピング事件に関連してウルリッヒの未出走が決定」
追記
ぎゃーーーー!?
バッソも,出場取り消しって…まじ?
ダブルツールがぁ orz
「更なる衝撃 ウルリッヒに続きバッソやマンセーボの出場も取り消しに」
ツールの主催者は,スポーツ仲裁裁判所では出場を認められたアスタナ・ウルトの出場もまだ渋っているそうで,いったいどうなることやら。