ステージ優勝は，フランス革命記念日にフランス人の山岳王リシャール・ヴィランクが獲得。
ツール最長，放送時間も6時間を越えるこの日の全ての山岳ポイントも独り占めして，マイヨ・ブラン・ア・ポワ・ルージュ（山岳賞ジャージ）も奪取しました。
しっかし，237kmの距離，それもアップダウンの激しい（地図参照）今日のステージを平均40km/hってどんな脚をもってるんだか。数字ではわかっても，どんなもんだかさっぱり実感できません。
個人的には，昨年のヴィランクの戦いは，いまいちパッとしない印象しか持てなくてあまり好きな選手ではありませんでした。
これは，一昨年のマイヨ・ブラン・ア・ポワ・ルージュ，ローラン・ジャラベールの必要以上に熱い走りとどうしても比較してしまっていたからなんですが，今日のヴィランクの坂を登る姿は，なかなか見応えがありました。
今日のような走りを魅せてくれる彼なら，好きになれそうです。
