次の月曜に観に行くと言ったら，既に観ている周囲に口を揃えて「観に行かんでいいよ」と言われました。
なんか，そうまで言われると逆に観たくなりますよね。Ｔ１，Ｔ２と好きだっただけに余計。まあ，ダメならダメで（エイリアン3のように）ネタにもなりますから。
そういう訳で，観に行ってきました。
うーん，なるほど…，みんなの評価に納得。
オチは結構好きなんですが，これじゃあ「Ｔ３」を観にきた人に期待はずれと思われても仕方がない。
シュワちゃんは100歩譲っていいとしましょう。基本的に先回とおんなじ役周りですし。おんなじってのにも問題はあるんでしょうけど。いちおうは違う役回りを狙っているのだけど，小手先の違いしか出ていません。
そして，なによりも問題があるのは，敵役の女。
型名なんだっけ…（パンフをめくる）ああ，T-X か。これがもう，Ｔ２の敵役だった T1000 に毛が生えた…程度の相手。新鮮味皆無。ちょっと武装が多いとはいえ，よっぽど T1000 の方が観ていて数倍以上楽しめる敵だったですよ。
ジョンが見つかってしまうのは偶然ですか？ や，今回未来から送られてきた経緯や，スカイネット研究の経緯とか，細かくつっこみたい所は数え切れないくらいあるんだけど，なによりもダメだったのは敵役の魅力，それにともなって下がっちゃったシュワちゃんの魅力でしたね。
こんな感想を考えていると次に出てくるのが，僕だったらこうするの「俺，Ｔ３」
まず，未来から送られてくるのは敵は，最新型ではなく旧型（外見はシュワちゃん以外）が複数体。
ジョンの居場所は不明だが，複数体のターミネーターが連携することで偶然ではなく必然として発見。
シュワちゃんは，胸の数個しかない燃料カプセルを止めを刺す武器として１体づつ敵を撃破。
最後の１体は，ジョン達が自らの手で倒す。
オチへの流れは一緒でよい。
こんなのどうでしょ？ T1000 を越えるのは複数体しかないと思うんですよね。
テーマ云々はおいといて，まず作品として楽しめる作品にするならこれくらいしないと。え，ダメ？
