ひであ観察日誌

ひであの観察日誌です。自転車やペンギン、同人サークル「春うらら」の告知もこちらでおこないます。

ジロ・デ・イタリア

JSPORTS での中継が終了〜
実際には,5/7から始まって 5/29に終わっているステージレースの録画中継ということもあって,レース結果を見ないように見ないように…と情報規制をしながらの観戦でしたw
おかげさまで,一度も結果を先に知ることなく全20ステージを楽しむことが出来ました。


ディスカバリーチャンネルサボルデッリが,2度目の総合優勝!!
2002年以来らしいですが,その年は他の有力選手が様々な理由で途中でレースを去った結果の棚ぼた優勝と言われているらしいです。
今年も,もともとはチームも本人も総合優勝を狙っていたわけではなく,その証拠に,山岳ステージなどではチームのアシストもなしにサボルデッリ独りで登っていたりしていました。
ディスカバリーの登りもいける有力選手は,ツールに備えるために別のレースに出ていたというから致し方なかったのでしょう。


序盤勢いがあったイヴァン・バッソは,中盤に体調を崩して失速。
それでも終盤には驚異的な回復で,山岳と個人TTの2ステージを立て続けに勝利。
毎日200km以上を走り続けながら,リタイア寸前,一口も食べることが出来なかった…という状況から数日で復活するって,みごとな化けものっぷりでした。


ジルベルト・シモーニ
その名前はよく聞いても,ジロをちょこちょこ見始めたのは昨年からということもあって,強いシモーニというのは見たことがないんですよね。
今年も,漢らしい走りとか,うまさの片鱗は見ることが出来たのですが,あれが本来のシモーニだったのかは謎です。
まあ,クネゴを初めアシスト陣がちょっと不甲斐なかったのもあるかもしれませんし,それを言ったらサボルデッリが強く見えたか? と聞かれると,巧かったなぁ…という感想なんですけどね(笑)


あと観ていて面白かったのは,ジロの山岳賞,緑色のジャージ「マリアベルデ」を獲得した,セッレ・イタリアホセ・ルハノ
身長162cmと,比較的身長が高くない自転車選手の中でもさらにこぢんまりとしていますが,山岳をがんがんと登っていく様子は,なんとなくシャカリキのテルを思わせます。
TTもそこそここなし,総合でも3位に入ったりしているので今後が楽しみです。


実は,ジロを全ステージ通して観たのは今年が初めてでしたが,録画中継という難点を除けば,ツールとは違う楽しみ方ができて楽しめました。
気合と時間が許せば,9月のブエルタ・ア・エスパーニャも観戦したいです。