「ロードバイク Advent Calendar 2018」14日目です。
7日目に続いて2回目になります。
ちょうど新しいバッグを導入して1000kmほど走ったので、これまで使ってきた「サドルバッグ」「シートポストバッグ」「パニアバッグ」のレビューをしたいと思います。
まずはロードに乗り始めてから使っている歴代のバッグ一覧です。
導入 | バッグ | 実測重量 | 容量 | 耐荷重 |
---|---|---|---|---|
2007年2月 | RIXEN&KAUL フリーパック META2 |
1730g
|
26L
|
5kg
|
2012年6月 | ORTLIEB サドルバッグ L |
338g
|
2.7L
|
?
|
2013年6月 | REVELATE DESIGNS Viscacha |
444g
|
14L
|
?
|
2015年5月 | TOPEAK DynaPack DX |
701g
|
9.7L
|
4.5kg
|
2016年7月 | PDW BindleRack + REVELATE DESIGNS TERRAPIN DRYBAG |
587g
|
14L
|
5.35kg
|
2018年11月 | Tailfin T1 + SL |
982〜
1828g |
22〜
44L |
9〜
18kg |
すべて手元に残っていますが、現役といえるのは「RIXEN&KAUL フリーパック META2」「PDW BindleRack」「Tailfin T1 + SL」の3個でしょうか。
それぞれ通勤用、ブルベ用、キャンプ用なのですが…、今後、通勤用はリクセンカウルからTailfinに取って代わるかもしれません。
早速、それぞれの紹介にいきましょう。
なお重量は実測です。
RIXEN&KAUL (リクセンカウル) フリーパック META2
シートポストバッグ
導入 2007年2月
重量 1730g
最大容量 26L
最大荷重 5kg
防水カバー同梱。
主に通勤用。オルトリーブを買うまではブルベでも使っていた。
現在使っているのは2個目。
利点 外すとリュックとして背負える。ノートPCが入る。
欠点 バッグが重い。通勤で常用すると2年ほどでアダプターが壊れる。過重位置が高い。既に廃盤*1
ORTLIEB (オルトリーブ) サドルバッグ L
サドルバッグ
導入 2012年7月
重量 338g
最大容量 2.7L
公式サイト サドルバッグ|ORTLIEB(オルトリーブ)|PR International
完全防水。
ブルベでは定番中の定番。
さすがにリクセンカウルより装備を軽くしたくブルベ用に導入。
利点 ほどよい容量と防水性。
欠点 アダプターをサドルへ取り付ける時に前後を間違えると大変。
REVELATE DESIGNS Viscacha (リベレイトデザイン ビスカチャ)
サドルバッグ
導入 2013年6月
重量 444g
最大容量 14L
公式サイト Viscacha™ - Seat Bags | Revelate Designs LLC
布は防水。
この年、はじめてSRをめざすことに。
春先のブルベで、あきばっくすさんが持っていたこれを見て600km以上のブルベ用にと導入。
利点 容積と軽さ。
欠点 防水性は低い。ちゃんと取り付けないと揺れる。取付・取り外しが面倒。荷物の出し入れが面倒。サドルから取り外した状態で持ち歩きづらい。
TOPEAK DynaPack DX (トピーク ダイナパック DX)
シートポストバッグ
導入 2015年5月
重量 701g
最大容量 9.7L
最大荷重 4.5kg
公式サイト DynaPack™ DX / TOPEAK トピーク
防水カバー同梱。
ブルベ用、というかこの年のPBP用に導入。
ビスカチャの荷物の出し入れが面倒だと感じていたところ、zucchaが使っていたこれが便利そうだった。
利点 荷物の出し入れが楽。バッグの取り外しが楽。
欠点 本体は防水ではない。10000kmほどでフレームが折れる。取り外した状態で持ち歩きづらい。
PDW BindleRack (ポートランドデザインワークス ビンドルラック)
シートポストバッグ
導入 2016年7月
重量 (本体) 397g + (ドライバッグ) 190g
最大容量 14L *2
最大荷重 5.35kg
公式サイト PDW ビンドルラック - TKCプロダクションズ・オンラインストア
防水は使用するバッグ次第。
ブルベ用に導入。
便利だったダイナパックもフレームが折れる不安がつきまとっていたところに、これを知りました。即購入。ただし実際の導入は秋以降。
載せているドライバッグは「REVELATE DESIGNS TERRAPIN DRYBAG」上記の重量、容量ともにこれのもの。空気抜き穴があって便利。
利点 雑に載せても揺れない。バッグの取り外しが楽。ラックを取り付けたまま輪行できる。
欠点 ラックから取り外したバッグは持ち歩きづらい。荷物の出し入れが面倒(ただし、どちらもバッグ次第)
Tailfin T1 + SL
パニアバッグ
導入 2018年11月
重量 T1ラック(マッドガード込) 388g
重量 SLパニアバッグ 690〜820g/1個、1380〜1640g/2個
重量 SLパニアバッグ 590〜720g/1個、1180〜1440g/2個 2021.12.25修正
最大容量 SL 22L/1個、44L/2個
最大荷重 9kg/1個、18kg/2個
公式サイト https://www.tailfin.cc/
パニアバッグは防水。
ビンドルラックに限界を感じたキャンプ用として導入。
ついでに通勤にも使っている。重量が苦にならないブルベになら使っても。
利点 圧倒的な積載量。ラックもバッグも取り外しが楽。マッドガード付。バッグは肩掛け付き。
欠点 圧倒的な積載量からくる重量。ラック+バッグだけで1kgを越える。(下記参照)SLパニアバッグの公称重量は 650g なのに測ると 820g もあった。 輪行時に取り外したラックの持ち運びがちょっと面倒。
12.18修正
SLパニアバッグの重量が公称より重いのはオプションとして取り付けられている内部ポケットの重量(公称170g)を加味していないからでした。*3
内部ポケットを外してみるとポケットが実測 130g、外したあとのSLバッグのみの実測は 690g でした。
これに基づいて重量表記は修正済みです。
2021.12.25修正
SLパニアバッグのフレームが破損しました。
サポートに補修を依頼したところ、初期はプラスチック製だったフレームは今、金属製に変わっているとのこと。無償で交換パーツが送られてきました。
計測してみるとなんと元のプラフレームより100g軽くなっています。組み付けた後で量ったパニアバッグ全体の重量も軽くなったままだったので重量表記を更新しました。2個だと200gも軽量化されています。
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