しびれたっ!!
明日のモンバントゥ山頂ゴールを控えた、今日の第19ステージ。
逃げこそ決めることは出来なかった日本人二人ですが、そのうちの一人、スキルシマノの別府史之(フミ)がやってくれました!
2級山岳を越えて坂を下り、スプリンター連中によるゴールスプリントの為に疾走する各チーム。
山岳の登りから多くの選手が切れていく中、フミはこの集団に最後までへばりついて絶好の位置取りをしてゴールスプリントに参加!!
スプリントの途中で、ちょっと進路がふさがったりという不運もあったりして、さすがに本職のスプリンターが居並ぶ中で彼らの前に立つことは出来ませんでしたが、前半に記録した8位をひとつ上回る、自己最高のステージ7位でゴールしました!
ただ、ツール・ド・フランスの1週目での8位と、明後日にシャンゼリゼの最終日を迎える最終週の7位は、順位こそひとつしか違えどもその価値は各段に大きいと思います。
新城も今日は前の方の集団でのゴールでした。
当初、「完走できるのか?」が焦点だった彼らも、体力的には終盤に勝負が出来るほど余裕でツールを完走できる力を持っているということが証明された日でもあります。
結局、日本人の彼らによるステージでの逃げを観ることが出来なかったのが残念。
ただ、こればかりは運の要素が大きい。
もしくは、その運の要素を少しでも小さくする為にさらにもうひとまわり上の力を付けるしかありませんからね。
残り2日。
まだまだ、ツールにはいろんなドラマが残っていそうですw