ひであ観察日誌

ひであの観察日誌です。自転車やペンギン、同人サークル「春うらら」の告知もこちらでおこないます。

大相撲と大麻

露鵬、詳細検査陽性でも潔白訴え…ファン「残念のひと言」 (読売新聞)

検査的には、陽性がほぼ確定。
ただ、結局この検査で陽性であるということが、どういう可能性を指し示しているのか、隣で吸っていたというくらいで陽性になるのか? 簡易検査の時に話に出ていた治療等、他の薬物の摂取でも陽性になることがあるのか?
ここの辺りをちゃんと専門家に説明して貰わないことには、黒の度合いがさっぱりわかりません。


そもそも、サイクルスポーツを初めとするアンチドーピングの検査態勢が整っている他のスポーツと違って、体勢自体が存在しない大相撲なので、まず必要はその整備からでしょう。 *1
今後の大相撲を考えれば、サイクルスポーツ同様にグレーの時点で秋場所の出場は認めないことも考えなければいけないのではないでしょうか?


それはそれとしてひとつ知らなかったのは、

大麻の所持や譲渡を禁じた大麻取締法には、大麻の使用自体を罰する規定はなく...

ということ。
そうか、じゃあ所持が確認できない限り、どれだけ吸った証拠があっても罰することはできないのか。

検査態勢

<大相撲大麻疑惑>検査指揮した大西・再発防止委委員が会見

上の記事をみる限り、検査としては結構まともな対応をしているんだなという気がします。
ちゃんと、A/B検体取ってるようですし。
少なくとも、この会見に答えている大西さんという人は、理事長と違ってちゃんと検査を理解しています。


この人、日本アンチ・ドーピング機構の人みたいです。
そりゃわかっていて当然だ(笑)
更に言えば、検査自体素人が取り仕切ったわけでも無いようですね。


もうひとつ言うと、現時点では「A検体で陽性が出た」ということのようです。
通常、B検体でも陽性となれば黒判定なのですが、今後どう進めるつもりなのでしょう?

*1:今回のは、競技能力向上のためのドーピングとは違いますが