ひであ観察日誌

ひであの観察日誌です。自転車やペンギン、同人サークル「春うらら」の告知もこちらでおこないます。

ジロ・デ・イタリア 第8ステージ

頂上ゴールの今日は,終盤まではほとんど真っ平ら。
マリアローザを狙う選手にとっても,勝負の日です。
お約束で,逃げをうった選手もいましたが,勝負は最後の上り。
次々と脱落して,先頭集団は10人程度。
CSCのバッソが,アシストのサストレの引きに快調の走り。


まず,ルハノが脱落。
さらにディフェンディングチャンピオンのサヴォルデッリが付いていけずずるずると離される…
と思っていたら,残り5kmでルハノが先頭グループ追いつき,それと同時に,ぎりぎり付いていた地元出身のディルーカがここで脱落。

ここで,ルハノがアタック!!
が,集団を引き離すには至らず,アタック失敗。
しかしそのルハノの吸収のタイミングを狙って,クネゴがアタック!!
バッソが反応して付いていくが,シモーニは付いていけずに,先頭はクネゴ,バッソの2人。
このまま併走が続くのかと思いきや,底力があったのはバッソでした。
ダンシングもせずにペースアップ,クネゴを余裕で引き離して単独送へ,クネゴは付いていけず。
そのまま単独走でゴール!


優勝候補の成績は,31秒遅れでクネゴが2位,1分17秒差でシモーニ,1分33秒差でディルーカ,2分20秒差でサヴォルデッリという結果になりました。


もちろんマリアローザは,バッソ。
バッソは昨年,総合優勝を狙いながらも途中で胃腸炎を起こし,優勝レースから脱落 *1 しましたが,今年はきっちり調整してきたようです。
まだ山岳は始まったばかり,まだ全21ステージの半分も終わっていませんが,今日のバッソの走りを見るとこのまま行ってしまうのではないかと思ってしまいます。

*1:それでも,終盤に回復してステージ優勝したりして最後まで走りきった。