ひであ観察日誌

ひであの観察日誌です。自転車やペンギン、同人サークル「春うらら」の告知もこちらでおこないます。

ツール・ド・フランス 第9ステージ

3級×4,2級,1級がひとつづつという本格的な山岳ステージ。
現在,山岳賞ジャージ,マイヨ・ア・ポアを着ている,ラボバンクのラスムッセンが,当然の如く山岳ポイントを狙って逃げた,


のですが,なんと山岳ポイントだけでは飽きたらず,そのまま大逃げをうってステージ優勝をしてしまいました(笑)
集団にいたランスとのタイム差も6分近く付け,総合でも4位に浮上。


話はこれだけじゃなくて,その後ろ。
途中で集団から逃げた内,チームCSCのイェンス・フォイクトと,クレディ・アグリコルクリストフ・モローも集団から3分以上の差を付けた逃げを決めて2位,3位。
総合上位だった彼らは,それまでトップだったランス・アームストロングよりも上位に。
フォイクトマイヨ・ジョーヌを着ることになりました。


途中,
前を追う集団を,今日の争いに無関係のコフィディスが引く展開があって,解説の栗原さんも「なんでこんな引きしてるんだ?」と言っていたのですが,その疑問は暫くして氷解!
集団のペースがそれまでディスカバリーが引いていた時よりも遅くなってる…,ということで,同じフランス人であるモローの逃げを逆にサポートする走りだった? *1 ということがあったり。
逃げているフォイクトがパンクしたのを,モローが待っていてくれたり。
(下りや平地は,一人で逃げるより,待って二人で逃げた方が速い)
最後のゴール,フォイクトがモローに2位を譲ったり。
(譲っても総合首位は確実。パンクも待ってもらったし,2位を争ったりすると後ろに追いつかれる可能性も高くなる。)


5時間近くの中継も長かったですが最高に熱かった!!
明日の休息日を前にして,それに見合ったドラマを見ることが出来ました。

*1:あくまでも解説陣の予想。 でも,かなり信憑性は高く感じます。