まさか,文化祭が一冊で終えてしまうとは。
前後編で2冊に分けるだろうと思っていただけに意外に感じました。
内容に関して言えば,どちらかというと不満が先立つ読後感です。
中盤までの祐巳がちょっとくどく感じたり,そうでなくても登場人物が多いのに慌ただしかったり,せっかくオリジナルアレンジするというのなら山百合会の劇自体をお話として書いてくれてもよかったんじゃないかなと思ったりしました。
まあでも,ここまできて祐巳の妹が「×××」じゃなかったら詐欺だよな〜
過ぎ去ったことは忘れて(忘れるんかいッ!!),次巻を楽しみにするとしましょう。