お姉さんやお兄さんが日本人なのはともかくも,マペティア*1もちゃんと日本人。
音楽とかも日本独自のものを用意しているようだし,確かにこれなら半年以上準備期間が必要だったのも納得です。
ただ,これまで基本的に「英語番組」として英語で喋るマペット達がデフォルトだったので,日本人による日本人のための日本語のセサミはどうしても違和感を感じます。
実際問題,セサミストリートという番組が本来持つ目的は,「英語圏の子供たち*2のための国語を含めた総合教育番組」であって「外国語を学ぶ番組」ではないので,こちらの方が正しいのですけどね。
僕が以前,テレビ放送が始まったばかりのスリランカで観たアメリカ版は,公用語に英語を持つスリランカでは国語教育番組だったはず。
とは言っても,いかんせんNHKでの字幕・翻訳放送の歴史が長すぎるので,これまでのセサミが好きだった方々にはなかなか受け入れられないかもしれません。
僕自身,「あ〜なんか違うな〜」と感じながら観てます。
ああでも,いちおう英語教育的な部分もちょっぴし残ってるや(笑)
id:katsu835:20041010 さんの意見も感情的にはよくわかります。
ただ,別に本場のイメージに近づく必要は無い。
もう,あれ(アメリカ版)とこれとは別物だと思って観る(もしくはさくっと観るのを辞める)しかないのでしょう。