アポロ計画の全容を全13話でえがいたドラマシリーズです。
以前,NHK で放送されたのを録画しようとしたのですが,確か,コミケ期間かなにかで不在時の分の録画に失敗し,いつかちゃんとDVDを買おうと心に誓っていました。
製作総指揮は,映画「アポロ13」で船長役を務め,自らもアポロおたくを自負するトム・ハンクス。
トム・ハンクスを含めて10人の監督がそれぞれ,宇宙飛行士,アストロノーツだけではなく,管制室,技術,制作を請け負った企業などのスタッフ,マスコミや,飛行士の家族などにもスポットをあてて,J.F.ケネディ大統領の「60年代の終わりまでに月に人を送りこむ」という演説から,最後のアポロ17号までを見事に映像化しています。
個人的には特に,第8話の“アポロ13号”の回がお気に入りです。
NHKでの放映時に,映画「アポロ13」とどう違うのだろう…と興味津々で観ると,そこには事故と同じ時に地上で起こっていた別の物語が紡がれていました。
逆に言うと,映画とはまるっきり被っていないので「アポロ13」も合わせて観た方がいいかもしれません(笑)
映画の「ライトスタッフ」「アポロ13」や,漫画の「プラネテス」「MOON LIGHT MILE」などを観て,宇宙に夢をはせることができる人にはお勧めのDVDです。