かな〜り前に買って,まだ読んでいなかった本。
既になにがきっかけで買ったのかさえ記憶にありません。
南米に潜伏しているナチスの残党が,第三帝国の復興をかけた計画のため2年間の間に94人の65歳の男を殺しはじめるのですが,この理由がわかったのはちょうど小説の半分の所でした。
オチはちょっとありがちで,個人的にはもう2シーン早く終えても面白かったかなと思うのですが,全体のバランスが取れた小説だったと思います。
ここまで書いて,この本を買った理由を思い出しました。
確かどこかで瀬名秀明(パラサイト・イブとか書いた人)が科学ネタの小説としてこのタイトルを挙げていたからだった気がします。