ひであ観察日誌

ひであの観察日誌です。自転車やペンギン、同人サークル「春うらら」の告知もこちらでおこないます。

四国の人口

http://www.stat.go.jp/data/ssds/5-14.htm


id:itamaeと四国でプロ野球球団は可能か? という話。
徳島のすぐ近くに住んでいた人間としては,さすがに無理だなあ…と感じます。
なにせ四国は「四国」という単位では勘定できない。
これは,別に四国に限った話ではないけど,関東,関西,中部にある一部の都市圏は省いて,隣の県というのは遠いものです。
特に四国なんかは,お世辞にも交通事情がいいとは言えないので,より簡単に行ったり来たりできません。一度,JR四国で鳴門から高知まで行った時は,その交通事情的距離の遠さを実感したものです。


大塚製薬がJ2参加を目指しているようですが,Jリーグが可能なら,プロ野球も…という図式ははたして成り立つのか。
観客動員数で見てみると,プロ野球の最低が,オリックスの110万人。Jリーグの最高は,アルビレックス新潟の47万人です(最低は 4万人を切るけど)。
ただ,そもそもの試合数が違いますから,1試合平均で考えるとオリックスの数字はかなり寒くJ1の1試合平均の観客動員数を軽く下回っています。
…ん?
なんか,初めに考えていたのとちょっと違った結果です。
これは,去年の新潟クラスの観客動員が望めれば,その地ではプロ野球の球団も十分可能という話?


ここで,選手にかかる年俸。
J1平均で監督を含んで13億,プロ野球はオリックスが最低で選手のみで12億。
…あれ?
あくまでプロ野球最低との比較ですが,オリックスレベルの球団であれば,J1チームを維持できる地域であれば可能?
ちなみにJリーグのチームは,入場料収入は人件費の50%程度しか稼げていないようです。
残りはスポンサー費用と,放映権料。そして赤字です。


ほんの一部の数字を見比べただけですが,それこそダイエーホークスのような球団は不可能にしても,こぢんまりとしたプロ野球球団なら四国(徳島 or 高松 or 松山)でも可能かもしれません。


ダイエーホークスは不可能と言ったのは理由があって,これがタイトルの「四国の人口」です。
初めのリンクを見てもらえればわかりますが,四国の人口を全て合わせても福岡県の人口に足りません。
でもまあ,人口がある地域だってオリックスみたいに寒い球団もあるんですから努力次第ですよ。