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ひであ観察日誌

ひであの観察日誌です。自転車やペンギン、同人サークル「春うらら」の告知もこちらでおこないます。

フランス日記 アルプス2日目 グランドン峠

ただいまPBPを無事完走し、パリから成田へ帰る機上です。

シャルルドゴール空港を出て、機内食が配られ始めました。そしてこのエールフランス便、スタッフが全部男性。…女性向け? 

 

では、日記の続きはラルプデュエズの宿から。 

やはり疲れがたまっていたのでしょうか? たっぷり寝ました。時差ぼけ&寝不足からの頭が重いのも取れたようです。

ホテルの朝食をいただきます。

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フランスはコンビニがなく、もちろんちょっと賑わっている街ならスーパーくらいあるのですが、そこはそれ今日も走るのはアルプスの峠道です。途中で補給できるか怪しいので、朝の出発時間は遅くなりますがたっぷり食べておきます。

とはいってもこの時期のフランスの日の出は7時前なので、8時過ぎに出発だとしてもそんなに遅いわけではありません。程よく肌寒いラルプデュエズの朝は、今日もいい天気。予報を見ても、今日1日の天気に問題はなさそうです。

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今日は、ラルプデュエズを下り切らずに山腹を西へシフト、再び上ってまずはグランドン峠を目指します。今年のツール・ド・フランスの第20ステージを逆に走るルートです。

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途中、ふと渓谷を見下ろすと絶景。
どこも見飽きることの無い絶景なのですが、ここは格別でした。

ダムが見えてきたら、グランドン峠への上りが始まります。

ラルプデュエズに負けず劣らず、こちらの上りもサイクリストが大勢上っています。
どこから来たの? と声をかけられ、互いに片言の英語でやりとり。当然、僕の方の片言っぷりは半端ありません。それでも、なんとか意思疎通はできるものです。 

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序盤はキツめの斜度が続くもののグランドメイソンダムのダム湖を通過すると坂も緩やかに、なだらかな起伏の丘の向こうに峠が見えてきました。

このあと向かう、クロワ・ド・ファー峠との分かれ道を左へ。分岐点にあるカフェはサイクリスト半分、他の観光客半分といったところでしょうか。お昼の時間帯ということも手伝ってか賑わっています。 

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分岐から300mほど先に進むとすぐに峠。こちらは8割方サイクリスト、峠の記念撮影も列ができていて順番待ちでした。

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グランドン峠の先を覗くと、そのまま下って行きたくなる景観が広がってますが、次の目的峠は先に話したクロワ・ド・ファー峠なので、分岐まで戻って右へ進みます。

ま、すぐそこなんですけどね。

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尾根沿いをちょっと下って上ると、峠に着きました。こちらもサイクリストが多いのですが、それ以上に多いのは車での観光客。峠の前から後までざっくり数えても3〜4百台の車が路駐されていました。夏休み期間とはいえ平日でこれです、休みの日はもっとすごいことになっていそう。

ちなみに日本車は思ったよりかなり少なめ。さすがはフランス圧倒的にルノーです。次点はシトロエン

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峠の名前にもある鉄の十字架が見えました。

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日本から来たの? と声をかけてくれたサイクリストと好天の幸運を祝いあいます。曰く、明日以降の雲行きは怪しくなるとか。ああ…、やっぱり?
明日以降のことは今夜にでも考えるとして、峠を下ります。

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ちょっと下った所の村のスーパーでSOYJOYを発見。輸出してたんですね。

さらに下ったところで大きめの街に出ました。 

ここで地図を確認。
今日の宿はマドレーヌ峠の手前です。峠の手前にあるスキーリゾートのさらに手前の村にある一軒宿、なので宿の食事以外の補給は望めません。地図を改めて確認すると、この街を出ると宿までの間に食料を調達できる街はなさそうです。

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そこでこの街のスーパーマーケットで食料を調達します。重くなりますが、サコッシュで背負って走りだしました。ちなみに写真のチーズは買っていません。さすがに大きすぎ。こんなのが普通に売っていました。

渓谷に挟まれたフラットな道を少し走ると見えてきたのは、次の目的峠。

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今年のツールやドーフィネでも話題になった九十九折、ラセドモンベルニエ。遠くから見ても笑えてくる九十九折です。

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近づいても笑えます。いったいこんな崖に道を通そうっていいだしたのは、誰なんでしょうね? もちろん、褒め言葉です。

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実際この峠、道は狭いものの九十九折過ぎて逆に斜度はそれほどでもありません(ツールでも2級山岳)。あっという間に終わってしまいました。荷物が少なければ、なんどか上ってみたかった気もします。

この坂、ここで終わりではありません。峠としてはこの先こそが本番です。結構きつい坂が続きます。暑さも手伝って、ダブルで持っていたボトルが空になりそう…。

そんな折、モンベルニエの村に入りました。なにかに魅かれたのでしょうか? ふと教会の前への道を選んでみるとそこに井戸水が! 

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アルプスで見たのはこれが初めてでしたが、この先にある村々にはかなりの確率で湧き水というか井戸水が出ている泉が設けられていました。食料の調達こそ難儀しましたが、水分の補給には困ることはありませんでした。

ちなみに飲んでお腹を壊すこともありませんでした。ジャンキーな僕の胃袋の話なので、どのくらい信用ができるかはわかりませんけど、後から他の人からも聞いた話なので、たぶん問題ないかと。 

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さらに上ると崖の下を覗くのも怖いオーバーハング

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確かに先ほどの村から崖を望むと道っぽいのが見えましたが、…まさかあそこまで上ることになるとは思ってもいませんでした。写真を撮るためにガードに置いた自転車を取りに行くのにもドキドキです。

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そして今日、最後の峠はCol du Chaussy、なんて読むんだろうシャシー峠?

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峠の茶屋、ならぬ峠のカフェで一服。ここも今年のツールで通過しているので、軒先には山岳賞ジャージの白地に赤玉のフラッグが並んでいます。そういえば、いまの山岳賞ジャージのスポンサーはカルフールでしたね。

…せっかくなら各峠にカルフールオープンしてくれないかしら?

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ちなみにフランス、町の一角にはこんな資源ゴミの回収ゴミ箱が点在しています。

そして峠を下ると、マドレーヌ峠のの登坂路にぶつかります。

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しばらく上って、残り10kmになったところで宿がある村に着きました。

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予約したBooking.comの説明を見ると(モーター)バイカー御用達でもあるようです。

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宿主にウェルカムな雰囲気で迎えられ、出された水で生き返りました。今日も暑かった。 

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実はクロワ・ド・ファー峠を下りたスーパーで買った補給はここまでで食い尽くしていたりして、宿の夕飯をオーダー。ワインも飲んでいい気分でベットに入りました。

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あ、その前に明日の天気を確認。夕方までは大丈夫のようです。南から順次、雲に覆われるようなので、もしかすると北に逃げ切れるかもしれません。

あらためておやすみなさい。ふかふかのベット、こんにちは。

 

明日はマドレーヌ峠を越えて、さらに北、シャンベリーの方へ向かいます!