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ひであ観察日誌

ひであの観察日誌です。自転車やペンギン、同人サークル「春うらら」の告知もこちらでおこないます。

ペンギンと自転車と同人活動の観察記録

フランス日記 アルプス1日目 グルノーブル〜ラルプデュエズ

自転車 フランス

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前回のあらすじ。

フランスまでの機内が暇でしょうがなかったので、人に読まれることを考えずにだらだらと書き連ねてしまいました。
今回はフランス、シャルルドゴール空港に着陸してから。

日が長いフランスの太陽も地平に落ち、巴里の灯が煌々と煌めき始めた現地時間22時過ぎにシャルルドゴール空港に着陸しました。初めてのヨーロッパ上陸です。

なにも聞かれないまま呆気なく入国。

荷物を待っていたのですが、結局最後まで現れず。ほぼ最終便ということもあって閑散とした中、やっと見つけた係員に聞くと大型荷物は向こうだよ、係りに連絡入れておくと言われました。

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しばらく待っていると2人の担当が来て、互いに念入りにボディーチェック。その内のひとりがエレベータで降りていきました。エレベータの下は国外?
ということでやっと自転車箱を受け取りました。特に破損もありません。

まずは今夜の宿へ。

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ここはターミナル1、ターミナル2までCDLVAL(空港内無料地下鉄)で移動。と思ってたのですが、GoogleMapで現在地を表示させているとホテルの所在は、ターミナル2では無くターミナル3でした。勘違い。

無事宿に入ってまずシャワー。ただここシャンプー以外のアメニティは無し。でもその後2件のホテルに泊まっていますが、どこも同じです。ティッシュさえありません。 

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シャワーあがりに、自転車輪行箱から輪行袋へ詰め替え。

やっと寝ることができます。現地時間で12日の1時、日本時間だともう朝の8時です。機内で多少は仮眠したものの貫徹したようなものですよね。
明日は朝一でTGVに乗って移動です。

 

5時に起床。

服を着替えてチェックアウト。ホテルの併設のカフェで朝食を食べようと思ったのですが「ホテルの『レセプション(受付)』でチケット買って」がうまく聞き取れずまあいいかと空港へ。 
…ってせっかく相手は英語で話してくれていたのに。

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ターミナル2にあるTGV駅へCDGVALで移動。

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まずはRailEuropaで予約したチケットの発券、…と思ったらクレカが対応してませんと発券機に怒られました。
予約した時にそういうことあるというブログを読んでいたので窓口へ。はじめに行ったSNCF(フランス国鉄)窓口では
TGVの窓口はSNCFとは違うよ、ホールのむこうにあるから」
といわれて再受付。印刷した予約票を見せてなんとか発券してもらいました。 

結果的にはホテルの朝食をのんびり食べていなくてよかったかもしれません。かわりに駅構内の売店でパンとオランジーナを購入。

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TGV来ました。ごつい、2階建。

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荷物置き場は広いのですが、朝一でだからか既にスーツケースでいっぱい。隙間にギリギリ輪行袋を立てかけます。 

1等席、新幹線でいうとグリーン? の席はゆったり。車両がカフェの一室的な雰囲気で旅感を感じます。新幹線と違って進行方向と席の方向のこだわりが無いのはちょっと残念でしたが、音はむしろ新幹線より静かかもしれません。発車したのに気づきませんでした。 

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駅を出ると、すぐに車窓から見える景色は一面の畑へ。それも平では無く緩やかな起伏が丘陵がひたすら続きます。おそらく、PBPのアップダウンってこういうことなんだろうなと得心します。 

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2時間でリヨン駅へ到着、ここでグルノーブル行きへ乗り換え。ちなみにリヨン到着は時刻表から10分遅れ。 

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40分の待ち時間の昼飯はパンとオランジーナ。おいしい。

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グルノーブル行きの車両が定刻になっても車両がこないと思ったらこちらも5分遅れのアナウンスがありました。

後部車両に乗り込むと自転車輪行スペースが。 

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噂に聞いていましたが、自転車をそのまま載せることができます。そういえばリヨン駅構内でも自転車をそのまま押している人を何人も見かけました。知ってたら待ち時間の間に輪行袋から出したのに…。

写真の自転車は後述のジャックさんの自転車。 

広いスペースがあったので輪行袋を立てかけて席に座ると、向かいの席に乗客が一人。

向こうから「君、日本人?」と英語で話しかけてきてくれ、グルノーブルに着くまで話し込んでしまいました。ちなみに名前はジャックさん、はアメリカ人で50代。昔、関西国際空港のプロジェクトで大阪に住んでいたこともあるそうです。
いまはグルノーブルに在住、奥さんが仕事の都合でリヨンに住んでいるので頻繁に往復しているとのこと。 

英語もろくに操ることができない自分に、根気よく丁寧にわかりやすくコミュニケーションととってくれました。ハイキングが趣味で、周辺の山はほとんど上っているとか。僕が今日はラルプデュエズまで行くんだというと、その上の山頂までいったことあるよ♪ と楽しそうに答えていました。

英語で話すのは疲れたけど、楽しいひと時でした。

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グルノーブル駅では、ジャックさんに写真を撮ってもらいました。 

そしてやっと、フランスに来て初めての実走です。

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まずは右側通行。さすがに違和感があります。

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グルノーブル市内はもちろんのこと、アルプスに入っても、ある程度の広さがある車道には自転車レーンのマークがあります。
バスと共用のレーンなんて車の車線より広いくらいです。

1時間もすると右側通行にも慣れました。どこを見ていればいいのかわかりにくかった信号も、グルノーブル郊外になると無くなり、交差点はランナバウトばかりです。

それにしても暑い、駅を出た時に満タンだったダブルボトルが空です。郊外に出てしまったので、もう何もないな…と悩んでたら唐突にカルフールを発見。

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チーズとソーセージ、パンの陳列が豊富すぎて、近所にあったら通いつめそう。
あと、オランジーナはもちろんですが、それ以外もオレンジジュースが豊富すぎて意味がわかりませんでした。ちなみにオランジーナの双璧は、ファンタオレンジです。

カルフールを後にして少し走ると渓谷に入ります。

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この風景で、ようやっとアルプス迄来ちゃったんだな…と実感しました。

前後しましたが今日の目的地は、サイクルロードレーにとっては世界一有名といっても過言じゃない登坂「ラルプデュエズ」です。
宿もそこに取ってあるので、雨だったら大変だなと不安もあったのですがそんな心配も吹き飛ぶ快晴!

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麓に近づくにつれ、ロードバイクに乗った人が増えていきます。 

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麓のスーパーで水分を補給し直して登坂開始です!

序盤からキツい斜度、荷物が多いのも手伝ってなかなか前に進みません。それでもパスする、される、上から降りてくるサイクリスト達と「ボンジュール」と挨拶しあうとキツさも少し和らぎました。

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3週間前にナイロ・キンタナがフルームとの差を詰めたラルプデュエズ、あの登坂のイメージといま自分が上っている姿を比べると彼らの凄さを改めて実感します。

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90分ほどかかってゴール!

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計測ポイント、ポディウムに、顔出しなりきりまでサイクリストウェルカムなゴール地点です。 

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さらに先を見渡すとなだらかな斜面の山々、冬はスキーリゾートとして賑わうんでしょうね。

ポディウムの写真はグループで上っていたサイクリストの方に撮ってもらいました。なんでも僕と同じようにPBPにも参加するとか! 補給食として持ってきていたキットカット抹茶味を差し上げたら、お返しにパリブレストをいただきました。

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すぐ近くの宿にチェックイン。

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予約は朝食のみだったので、近くのスーパーで食材を買い込み。チーズやパンだけでなく常温販売されていた牛乳も美味しかったです。1リットルをさらっと一気飲みしてしまいました。

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まだ時差ぼけもあるのか、頭が重くなってきたので20時前にはベットに。

言葉もろくに通じない不安だらけの海外旅行の1日目は、なんとか無事に終わりました。 

明日はグランドン峠を超えます!