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ひであ観察日誌

ひであの観察日誌です。自転車やペンギン、同人サークル「春うらら」の告知もこちらでおこないます。

サイクルウェア…沼? レインウェア篇

自転車

自転車のレインウェアの話です。

昨年は本当に雨の中を走りました。悟りが開けそうなくらい走りました。昨年1年間で、それまでにレインウェアを着ていた時間は優に越えました。

タイトルこそ「沼?」としましたが、いまのところ沼だったのはジャケットだけです。それも実質2枚しか経ていないので沼といっていいか怪しいところ。

 

そのレインウェアで一番大事な上半身のジャケットから。

  • モンベル ストームクルーザー (GORE-TEX) ←メイン
  • Campagnolo Heritage La Flandre Waterproof Jacket ←サブ
  • パールイズミ クリアレインジャケット ←引退済

レインウェアを初めて購入したのは4年前、それまでは「雨の日は乗らない」のでレインウェアは不要と考えていました。当時でもブルベは200kmを年数本走っていたのですが、天気が悪くなりそうなら迷わずDNSしていましたし、ブルベで無くても夏場であれば小雨くらいならレインウェアが無くても困りません(峠は除く)。

それがその年、秋のジャパンカップの週末が雨予報。土曜のフリーランには是が非でも参加したいものの10月下旬の宇都宮はレインウェア無しで濡れ鼠になるには寒すぎます。

前日に慌てて御徒町のODBOXでパールイズミの厚手ビニールなレインウェアを購入しました。

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パールイズミ クリアレインジャケット、まだ捨ててませんでした。

自転車用のレインウェアとしては安いこれ、防水性は問題ないものの透湿性はゼロ。すぐに汗だくになります。そして、すごくかさばります。…いま考えるとコンビニで売っている簡易レインウェアで事足りたのかもしれません。

それでもその後、雨の中で走る機会も少なく1年間これを使っていました。

次のカンパのレインジャケットを購入したのは次の冬になります。
再び秋のジャパンカップ。前日の雨の夜、仕事からの帰りに原付に真後ろからスガーン! と跳ねられました。この事故の怪我でジャパンカップ観戦には行けなくなったのですが、パールイズミビニールにも穴が開いてしまいました。

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Campagnolo Heritage La Flandre Waterproof Jacket

そこで買い換えたのが、Wiggleでぼちぼち値引きされていたこれになります。
防水&透湿で縫い目もちゃんとシールドされています。ストレッチ素材で身体にフィットして着やすくデザインも良好。といいつつカンパのロゴが1回着ただけで剥がれ落ちたり…細部の品質は微妙です。
確かカンパがウェアから撤退する直前でしたね。

ちなみに当時はまだ耐防水である耐水圧こそ気にしていたものの透湿性は未知なこともあって、ほとんど気にしていませんでした。さらに透湿性を発揮する為の撥水性に至っては最近まで認識すらしていませんでした。

低い強度なら快適に走ることができるものの、ブルベ等のロングを走っているといつの間にか中は汗だくになっています。

いまでこそ透湿性を機能させるレイヤリングや撥水性の重要性を認識していますし、使われている「Light Textran」という防水透湿素材がゴアテックスと比べると性能が落ちるとわかりますが、購入した当時は透湿性というのはこんなものなの? と悲観していた覚えがあります。

それでも結局2年間、昨年の雨のブルベ、雨のSR600も汗冷えで寒い思いはしながら全てこのウェアを着て走りました。お世話になりました。

 

そして今年。

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モンベルのストームクルーザーを買いました。アウトレットで旧型がちょっと安かったので。*1 

本当は今年リニューアルして価格も安くなった同じモンベルの「サイクルレインジャケット」を待つつもりだったのですが、冬の雨ブルベを目前にして商品出荷が待ちきれませんでした。 *2 ストームクルーザーは自転車乗りでも使っている人は多く、評価は概ね好評だったのでショップでサイズを確認して好みの色をオンラインでポチり。袖と裾の長さを優先してLサイズにしました。

ごわごわした着心地と胴回りが余るだぶつきに違和感があるものの、自転車に乗ってみると特に問題なくペダリングできます。普通にウインドブレーカー代わりになるので、雨が不安な日は始めからこれで走し出せそうです。

実際、先週の「BRM307宇都宮400湘南」では終始これを着て走りました。(低い)峠を越え、小雨が降るなかを走り続けても、走る強度に合わせて胸前のジッパーを上げ下ろしするだけである程度以上インナーが濡れて冷えることはありませんでした。

ちなみに右のポケットにはブルベカードを入れて走りました。さすがに重量物を入れると余った前が垂れ下がって膝に当たりそうでしたし。

前述のカンパのウェアと比べると防水性&透湿性の性能は圧倒的にも感じます。
ただ、昨年末からインナーも含めたレイヤリングによる汗冷え対策にはこれまで以上に気を遣っているのと、カンパは2年使ってかなり撥水性が劣化していたのを考えると正直、どの程度の性能差かわかりません。

ジャケットで長くなったので他の雨の日ウェアをざっくり紹介。

パンツ

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dhb Minima Waterproof Trousers カンパのウェアと同時に買ったdhbの防水パンツです。あまり体感できていませんが、2.5layer透湿性もある…っぽい。
脚は多少冷えても困らない、むしろ暑い方がパフォーマンスが落ちるので暖かくなると履かないことも多いです。

シューズ

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シマノ SH-MW81 (GORE-TEXウィンターブーツ)

訳あって損傷してしまい2足目。1足目は正確には一世代前のMW80ですが、細部のデザインを除けばほぼ同じ製品です。

本来は防寒の為に買いました。これが無いと冬は自転車に乗れませんが、さすがはゴアテックスで雨でも重宝しています。足首の防水性が低く、一度浸水するとなかなか乾かないのが難点です。
なお、さすがに夏場は暑すぎて使えません。とはいえ1年のうち11月〜5月の半年ほどはこれを履いているのでメインシューズのひとつといっても過言ではありません。

夏場の足元の雨対策は、まだ試行錯誤しています。
昨年、シールスキンのオーバーシューズや防水ソックスを試したのですが、どちらもいまいちでした。端々からの浸水がどうしても防げません。
日中なら別に濡れてもいいのです。どうせ晴れればすぐ乾きます。ただ、2000m級の峠を越えるとなると、できれば濡らさずに走りたい。

  • モンベル メリノウール靴下 or ウィックロン靴下 (写真 右)
  • モンベル OutDry オーバーグローブ (写真 左上)
  • モンベル GORE-TEXライトスパッツショート (写真 下)

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順に靴下、スパッツ、グローブです。どうみてもモンベルの回し者ですね、ありがとうございます。…そしてどれも自転車用ではありません。

靴下は防寒も兼ねています。
メリノウールはさすが、浸水しても冷えりきません。速乾性が高いというウィックロンとは気温との兼ね合いで選択しています。寒い時はメリノウールで。

グローブは同じモンベルの自転車用OutDryとこれで迷いました。薄手のロンググローブや指切りグローブの上に履けると便利か? と考えて購入したのですが、ブレーキ&シフトの操作性が落ちます。困るほどでは無いのですけど。…自転車用の方が良かったかな?

スパッツはストームクルーザーと同時に買いました。防水パンツとシューズの隙間、足首からの浸水を防ぐのに使えないかと考えたからです。
結論からいうと、先日の「BRM307宇都宮400湘南」程度の小雨の中なら浸水はまったくありませんでした。使えるかも!
実はパンツの裾が短いんじゃ無いかという疑惑もあるのですが。これでもLサイズだったんですよね…

バーミッツ

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お馴染みウィンターブーツと並んでこれが無いと冬は自転車に乗れないバーミッツは、地味に雨除けにも活躍してくれます。さすがに手を入れる口から少しずつ浸水しますけど。
昨年10月の「BRM1004青葉600天城峠え」では下ハン箇所に水が溜まり、何度かベルクロ留めを緩めてジャバ〜っと水抜きしました。

撥水剤

ゴアテックスのメンテナンスをみると、使うたびに洗った方がいいと書かれているので帰って洗濯しました。

ゴアテックス自体の機能は洗濯で劣化しないとのことです。そのかわりに表面の撥水性は徐々に劣化するとのこと。撥水性能が落ちてウェア表面が濡れた水で覆われると、透湿機能がちゃんと発揮されません。
さすがにまだ買ったばかりのストームクルーザーは大丈夫だと思うのですが、今後気にした方が良さそうです。

今回は、これをカンパの防水ウェアに使ってみました。
いまは撥水性の欠片も感じません。撥水性を取り戻せば、もしかしたらまたレインウェアとして使えるのでは? とモンベルで撥水剤を買ってきました。

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衣類用撥水剤 つけ込みタイプ 240ml(30ml/回)

つけ込んで乾かして乾燥機へ。

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撥水剤につけ込んだ後、陰干しすると撥水剤が表面で真っ白になります。これでいいの? 濃すぎた? と疑いつつ乾燥機へ20分放り込むと白かった撥水剤は熱で表面に溶け込んだのでしょうか? 綺麗に消えています。
試しに水を掛けてみると、

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見事に撥水性が復活していました。2年間、雨の中を着まくって全体的にヘタれが出てきているウェアなので実際に雨の中でどのくらい機能するのかわかりませんが、ストームクルーザーのサブとしていましばらく使えそうです。
実はこれ、ストームクルーザーよりちょっぴりかさが少ないんですよね。

先日のブルベを一緒に走ったJ氏にこれの話をすると、元々アウトドア派な氏はウェアだけではなくタープの防水等にも愛用しているとのこと。
ただ、大雨の中で過ごすと2回くらいの洗濯で撥水性は弱まるという話でした。1700円で8回分とコスパも良いので、洗濯する時にはついでに撥水処理もするくらいのつもりで使っているそうです。

*1:1割引、それでもモンベルとしては割り引いてる。

*2:3月中旬現在、オンラインショップはまだ入荷待ち。店頭でも見かけません。