もう2ヶ月前になりますが、7月、海の日の連休初日「BRM719東京200 小諸」に参加してきました。
池袋から秩父をぬけて、小諸までの片道ブルベ。
数あるブルベでも、比較的めずらしい片道ブルベです。うりゃ〜と走ってスタート地点へ戻ってきてしまうより「旅に行く」感が味わえるからでしょうか？ 個人的にはスタートゴールが同じ周遊ブルベよりも好みだったりします。
あと、実は今年初めての200km。
いつもなら春先に走ってるはずの200なのですが、今年はすっかり申し込みを忘れてしまって気がつけば受付終了済ばかり。
300→400→1000→1200(中止)→200 という、なにか間違った順に走ってしまっています。
朝、自走で池袋へ。
雨予報が出ていることもあって空は曇天。まともに降り始める前に、行けるところまで行っちゃいましょう。
スタート直後、しばらく走る新青梅街道はフラット。ただし都心ということもあって信号峠が立ち塞がります。
PC1 はさくっと補給食を買って出ます。まだまだ序盤です。
青梅から先は山伏峠を超えて、秩父へ。ここあたりはもうブルベでも馴染み。
秩父を抜けて、PC2 長瀞に到着。
ぼつぼつと小雨が続くものの、自転車に乗っている分には困るような降りではありません。 ここで折り返して長野の方へ。
よく通る志賀坂峠ではなく、神流町へは土坂峠を越えます。この峠は初めて。
PC3 道の駅 万葉の里でソフトクリーム充。
今回、はじめてシマノのSPDサンダルでブルベを走っていますが、思っていたより快調です。
林道 矢弓沢線から今回のメイン峠、十石峠へ。
ここでいきなり脚を攣りました。…さっきまで快調だったのに、まさかの押し歩き。斜度がキツい区間を越えたところからリスタートします。
実はこれ、あとでなんでだろう？ と検証したところ、サドルが通常よりも下がっていました。 北海道から帰ってきたときに間違えてセッティングしてそのままだったようです。
…気づかないものですね。
尾根沿いに入ったところで雨がきつくなってきました。今日、自転車に乗っている間では *1 今日一番キツい雨足です。
冷えて視界も悪い中、十石峠に到着。
下り始めるたところで雨は弱まりました。助かります。
PC4 佐久にあるセブンイレブン、の手前。
小諸の方の空が真っ暗です。
雨雲レーダーをみると、…真っ赤な豪雨がこちらに向かって迫ってきています。お、稲妻も見えるぞ!? まだ時間は早いので、豪雨はPCでやり過ごした方が良さそうです。
自転車を駐めてコンビニで補給食を買い始めたところで、雨足が強くなってきました。
…強く？
いや強いどころではありません。横殴りで路面に叩きつける豪雨です。こいつはもう嵐です。コンビニの入口から流れ込んでくる雨をスタッフの皆さんがモップとか雑巾で賢明に目止めしています。
ここまで先頭を走っているのですが、僕の後にこのPCに辿り着いている人はまだいません。後ろを走っている皆さんが心配です。
結局、雨が弱まるまで40分ほどコンビニで雨宿りをしていました。
PCを出て、しばらく走ると小諸にゴール。
いつのまにか雨は上がっていました。
そしてゴールでは、今回のコース主催のT編集長が連絡に追われていました。
十石峠周辺で、あの豪雨での足止めをくらってしまった方が多いとのころ。 そりゃまあ、自分は運良くやり過ごせましたが、あの嵐を峠でくらったらたまったもんじゃありません。自分だって余裕で立ち往生しちゃいます。
夜からの懇親会まではまだ時間がありました。
じっとしていてもしょうが無いので、当初の予定通りもうひと峠、車坂峠に向かいました。
…半分くらい上ったところで、また雨が降り始めました。
雨雲レーダーを確認して大人しく下ります。残念。
ゴール地点へ戻ると先ほどまでの雨もどこへやら。
青空が広がったなかで夕暮れを迎えます。
あの豪雨に耐えて、辿り着いたみなさんにエール！
制限時刻が過ぎた後、駅前の「うさぎや」で懇親会。
帰りは、終電の長野新幹線で帰るつもりなので遠慮無くビール。飲み会というよりちゃんと食い物も充実していて胃袋も満足いたしました。というか、飲み屋さんのコースの最後にカレーを食べたのは初めてです（笑）
帰りは小諸駅から、しなの鉄道で軽井沢。その軽井沢の霧のホームから長野新幹線で帰ってきました。
これで今年、SRに残り600kmのみとなりました。
元々今年はSRに拘らないで行こうと思っていたものの、こうなると折角だから600も走っておこうかなと考えちゃいます。北海道の1200が中止になっちゃって消化不良というのもありますし。
ということで、この後8月に10/4の「青葉600天城越え」を申し込みました。
*1:伏線です。
