ひであ観察日誌

ひであの観察日誌です。自転車やペンギン、同人サークル「春うらら」の告知もこちらでおこないます。

Mt.富士ヒルクライム

Mt.富士ヒルクライムに参加してきました。

4月のツール・ド・草津から、車坂峠、ハルヒルと数えて4戦目、今年前半の目標としてきたヒルクライムです。これまでの自己最高は、昨年記録した1時間13分50秒。今年こそは70分切りを目指して走ります!

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前日移動、荒川を遡上してKさんの車に便乗、一路、富士吉田へ。

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まずは吉田うどんで腹ごしらえ。白須うどんの民家な店内に和みます。

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北麓公園の会場で受け付け。GIANTのテントで自転車をメンテナンスしてもらったり、物販のテントを物色したりでぶらぶら。ちょっと雨粒が落ちたりしましたが、晴れると暑い。明日の服装に迷いつつ昨年と同じ宿へ。

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だらだらしてヒルクライム前日にあるまじきカロリー高めの夕飯を平らげて、いつの間にか寝てしまっていました。

 

当日は、4時起床。

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誰かが要望したのでしょうか? 宿の朝飯は昨年よりも軽めの量で正直助かりました。5時に宿を出ると天候は快晴! さすがに早朝なのでまだ涼しいのですが、暑さが心配になります。

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今年は参加人数を増やしたからか、いつもと違ってグラウンドとその周辺に選手は整列することになりました。下山荷物を預け、だら〜っとしている間にスタート時間が近づいてきます。

主催者選抜、女性・ジュニア、に続いて7:20にスタート。計測地点は1.3km先なのでくるくるとペダルを回して脚と心の準備。
いつもの交差点を左折して富士スバルラインへ入ると計測開始。

やることはこれまでのヒルクライムと変わりません。
300Wを少し超えた出力で淡々と脚を回します。斜度が緩んだところで力を抜かないように。長い上りで精神的にタレないように。
今年、ここまで参加したヒルクライムではそれができました。50分までであれば不安はありません。そう、これまで走ったヒルクライムは長くて50分。はたして+20分、この出力を維持するだけの脚があるのか?
走ってみるしかありません。

結論からいえば、中盤までは順調に脚が回せました。目標は70分。ぎりぎりこのペースで走ることができています。

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ちなみにステムに張ってあるペース表は69分。半分走った時点で、これより1分遅れていました。

苦手な緩い斜度では遅れないようについていき、斜度がきついところでは前に出ます。
赤い獅子柄のジャージ *1 と、なるしまジャージ、ガルパンジャージの方が記憶に残っています。ガルパンジャージの方は、そういえばハルヒルでも見かけた記憶が(…ハルヒルでは結局終盤、自分が遅れて離されました)

17kmを過ぎると再び斜度がきつめに。山岳スプリット賞区間を挟んで4〜5kmはがっつがっつと踏むところです。ここまでまとまって走っていた4〜5人が前後にばらけます。

ここで、出力が落ちていないことを確認して先を見据えます。
見据える先は100mほど向こうに見える15人ほどの集団。残り2kmを切ってからの平坦区間を考えると、これに追いついておかなければいけません。
昨年はここで、目の前に見えていた集団に追いつけず、追いつこうとして脚を使い果たしてしまいました。

昨年の轍は踏みたくありません。今年は、ここまでで先の集団に順調に近づいていっています。これならマイペースのまま余裕で追いつけます。

…と思っていたのですが、結局今年も追いつきませんでした。あれ?
昨年があと20mだったなら、今年は5m。本当に目の前まで近づいたのですがこれが詰まりません。追いつけそうに無い、やばい、と思ったのも遅かったようで、奥庭駐車場 *2 の坂で必死で追いつこうとするも集団のペースも同じように上がって差が詰めることができませんでした。

教訓
集団は目の前に見えたところで必死に追いついておきましょう。…まあ、来年も同じ事やらかしそうですけど。

哀しい過ぎるフラットひとり旅。
サイコンを見ると32kmhしか出ていません。前の集団との差はみるみる離れていく自業自得っぷりに泣きたくなりそうです。
平坦後半になって、先のガルパンジャージの方を含む2人が迫ってきました。なんとか、この後ろにつきます。

そして残り1km、最後の上り。
毎度のごとくスプリントをする脚こそ残っていませんが、シッティングで全身全霊をかけてペダルをまわすとまだ300W以上の出力がでます。ゴールをくぐり切るまできっちり踏み込めました。

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タイムは、1時間10分52秒。
目標だった10分こそ切れませんでしたが、昨年の自己記録をちょうど3分更新しました。このタイム域でこの更新なら上等です、不満はありません。

ゴール後は、全身脱力。
さっきまでなんでこのペダルが踏めていたんだろう? というペダルの重さ。脚がまわりませんでした。

帰ってから確認すると、なぜかEdge510のログが消失していました。
草津の時と同じ症状、保存が出来ていないというより、5/26以降の記録がまとめて消えていた *3 ことを考えると、保存の時に複数のファイルを巻き込んで変な書込をしてしまう不具合があるのかもしれません。これさえ無ければ、もっと走りを分析したかったのですが…

最終的な結果は、

  • クラス16位 *4
  • 総合95位 (選抜を含めると142位 *5

来年こそは70分を切ります!
これまで近くて遠いと目標といっていましたが、実際に辿り着ける気はしていませんでした。
それが、ここにきて手の届くタイムになりました。折角ならクラス上位も目指したいところですが、70分を切っただけだと入賞にはまだ遠いんですよね。

そういえば、今年も今中大介さんに負けました。
昨年の今中社長のタイムになら並んでいるのですが、今年70分切っているんですよね。クラスでも3位、さすがの鍛えっぷりです。

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吉田口五合目では、お馴染みの富士山メロンパンを堪能。
下山パトロールに選出されていたのでベストを受け取って下山しました。しかし、センターライン超えて追い抜いてくおバカさんは減りません。笛を吹いても聞いちゃくれません。ヒルクラの下山で急いでどうしたいのやら。

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吉田うどんを食べて、Kさんと合流、互いに富士山をバックに写真を撮りあいました。

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昨年に引き続き、河口湖ムースヒルズバーガーでハンバーガーをがっつり。

帰路につきました。

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中央自動車道で、がっつり事故渋滞に悩まされましたが。

これでヒルクラ前半戦が終わりました。
まだ月末に美ヶ原があるのですが、気持ちはその翌週に迫りつつある北海道1200に移りつつあります。
そして後半戦、乗鞍を見据えるのは夏コミの原稿が終わってからになりそうです。折角当選したので、これもまた全力を出し切れるようにします。

 

*1:駿河モンテロッソ?

*2:奥庭自然公園の大きな看板がある所

*3:〜5/25までの記録は残っている。

*4:2013年より29up。昨年は選抜クラスが無かったので実際には20up程度。

*5:2013年より65up。