ひであ観察日誌

ひであの観察日誌です。自転車やペンギン、同人サークル「春うらら」の告知もこちらでおこないます。

伊豆大島サイクリング

3月最後の週末、伊豆大島へ行ってきました。

 

金曜の夜、仕事から帰宅してすぐにとってかえし、竹芝桟橋まで自転車移動。
8時過ぎに竹芝客船ターミナルへ着いて、まずは、Mt.富士ヒルクライムの申し込みです(笑)

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今年はサーバが増強された? のか、参加費が値上げされて(おそらく主催の目論見どおり)に申し込みが目減りした? のか、多少混雑していたものの例年に比べればサクッと完了。
今年も昨年に引き続き、シルバーリングを獲得できるように頑張ります!

 

広い待合ロビーは週末だからか人は多く、さらにその中には思った以上に輪行袋が見かけられます。

21時半に、今回の幹事のNさんとその友人の皆さんに合流。
乗船も始まっていたので、挨拶もそこそこに伊豆大島行の夜行フェリーに乗り込みました。

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船は22時に竹芝桟橋を出港。 食堂で改めての挨拶をしつつ乾杯したりしましたが、明日も早いので早々に床に就きます。

 

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ちなみに2等和室、こんな感じでテープで区切られた空間で雑魚寝です。

 

朝、5時過ぎに大島が近づいた旨を報せる船内放送。
硬い床か、エンジン音、非常灯、揺れのいづれか、もしくは全部。…ただ単にテンションが高かっただけかもしれませんがほとんど眠った気がしません (^^;;
でも、ぼちぼち元気。

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荷物をまとめて下船、はれて伊豆大島へ上陸です。

  

曇ってはいますが、雨の心配はなさそう。
まずは元町に移動して、今夜の宿へ荷物を預けます。
その近所で腹ごしらえして、大島周回を時計回りで出発!
島の周回コースはほぼ50km、東側がちょっとした峠になっています。

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 あまり平坦は無く、ほどよいアップダウンしていて、様変わりする景色も含めて飽きのこないコースでした。

 

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一周したところでちょうどお昼だったので蕎麦屋さんで一服。肉そば。
…Oさんが注文した明日葉そばの天麩羅がすごく美味しそうで、ちょっと失敗。

 

午後は2組に別れてそれぞれおもいおもいの別行動、こちらは三原山ヒルクライムに挑戦です。
まずは「三原山登山道」ルートで登ります。

車で行けるのは中腹の御神火茶屋まで、コースプロフィールは

10km 標高差500m 平均斜度5%

実際には登り切ったところで尾根沿いのアップダウンがあるので、平均斜度は6%近くありました。

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登りきると辺りは一面の濃霧で、残念ながら三原山は霧の向こう。
暖かい珈琲を一杯飲んで、寒さに震えつつも下山、ひとっ風呂浴びて夜は海鮮に舌鼓を打ちました。

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海鮮じゃ無いけど、すごく美味しかった明日葉の椿油炒め。

  

天気予報が思わしくないので、日曜は起きてから考えるとこにして就寝。
船の疲れも手伝ってぐっすりです。

 

朝、7時過ぎに目が覚めると雲は厚く風も強いもののギリギリ雨は降っていません。
…そのかわり誰も起きてきません。

起こした途端に降り出しても申し訳ないので、窓際でだらっとウェブサーフィン。

結局、皆が起き出したのは9時前でした。

 

 帰りの船は14時20分出港。

雨はまだ降りださないので、昼まで各自自由行動となりました。

  

では、と、再び三原山ヒルクライムへ。

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こんどは元町から登る「御神火スカイライン」ルート、コースプロフィールは

6km 標高差521m 平均斜度8.8%

昨日と同じゴールで半分程度に短縮された距離、つまりすごい斜度です。
実際、短いとはいえ後半にむけて徐々にきつくなるなかなかの坂でした。

 

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またまた濃霧のなかを下山して、海辺にある温泉「浜の湯」で合流。

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ひとっ風呂浴びて、お昼にはべっこう丼を。

 

余裕をもって岡田港に移動して、帰りの船に乗船。

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盛大に見送ってくれる島民の皆さん…、ではなくおそらく年度末で進学•就職で島を離れる人の見送りでしょう。校名がはいった大漁旗をはためかせたいい風景を堪能させてもらいました。

 

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帰りは特二等、二段ベットです。
真昼間ですが、ひとしきり雑談した後に軽くひと眠り。

あっという間に竹芝桟橋へ戻ってきました。

 

大島ではほとんど降られなかったのに、ちょっと小雨が降るなかを帰途につきました。

 

周回は初心者でも1日あれば十分走りきれる距離で、三原山も坂好きでも十分堪能できる斜度です。
1回で物足りないなら、今回登った2ルート以外にも「あじさいレインボーライン」ルート、に加えて南側にも裏砂漠を望むルートがあるそうです。

 

こうなったら、また来るしかありません!
こんどは、カラッと快晴のなかで走りたいです。