なんとなく，今回の各党の感想。
- 自由民主党
- 小泉さんの郵政単独争点化の大勝利。ただ，出口調査の結果などを見ていると「郵政が進めば他の改革も進む」ことによって「年金問題」が解決することを望んでいるようです。自民党的には，年金問題は一端解決しているつもりのはずなのを皆さん理解しているのかな？
- 民主党
- 議会で郵政対案が無かったり，中身が一枚岩じゃなかったり，岡田さんの印象が生真面目過ぎたり，ついでに個人的には議員年金廃止の法案を出さなかったり…と事前の印象が悪かった。一時期の社会党のような「与党に反対する党」というイメージが付き始めているのではないかと感じています。小泉さんに割を食った…というより，自業自得のような気も。
- 公明党
- なぜか微減。自民オンリーで安定多数なのは複雑な気持ちなのかもしれませんが，票田としては自民にとっては大切なので，これまでと同じ美味しい位置でやっていくでしょう。争点云々は割愛。無党派でここに入れる人はあまりいないでしょうし。
- 共産党
- うーん，増えるわけでも無し，減るわけでも無しで安定しているなぁ…。どこにあるにかわからないけど，ちゃんと安定した支持層があるのでしょうね。
- 社民党
- もっと減るかと予想していたのですが，微増。選挙後にTBSのインタビューに答えていたのですが，「小さい党なので全ての課題を網羅できない，ドイツ緑の党のように課題を絞っていければ」という話。だったら，ざくっと「憲法問題以外は与党追認」とかぐらいまで絞ればいいのに。
- 国民新党
- 元々強い人がなんとか勝った。
- 新党日本
- 田中知事パワーはそれほどでも無かったかという感想。もっと早くから動いてメディアへの露出があれば違っていたかもしれません。
- 新党大地
- やっぱり，宗男さんは北海道では強いんだなぁ…。社民の辻元さんといい，しばらく議会は賑わしくなりそうです。
ちなみに僕自身は無党派です。
小選挙区は先回と同じ人に入れたけど，比例は変えてみました。
