まったくもって期待していなかったせいかもしれないけど,思っていたより面白かったです。
それにしても,いきなし新選組結成直後の長州志士取り締まりから始めるとは思わなかった。
すぐ回想的に過去に戻るんだろうなと思ったけど,構成としては正解かと。
逆に,改めて時代が追いついた時,その数ヶ月後の池田屋騒動との対比も含めてどういう演出がされるかが気になります。
殺陣の稚拙さは,なんとかカメラワークで目立たなくし,香取慎吾を初めとする若手衆の大根さもなんとか味としてみれなくはない。
どちらかというと,細かく散りばめられたファンサービス的な演出の方が気になりました。
こうやって好意的に解釈できるのも,もともと新選組というネタ自体に娯楽的な印象を持っているからかもしれません。
でも,それを言ったら去年の武蔵だってそうだったはずなんですがなにが違うのでしょ?
もしかしたら555とかを観てるせいで寛大になったのかも(笑)
しばらくは観てみようと思います。